2007/8/26
リトルダンサーを見た。
この映画は「めぐりあう時間たち」のスティーヴン・ダルドリー第一作監督作品(めぐりあう~は第二作)
はじめての作品だけあってとてもフレッシュ。
躍動感があって主人公が可愛くて、映像がチャーミング。
人物ひとりひとりに説得力と現実味があって、
どこにでも有り得る状況(日常)を切り取って、
素直にさりげなくまっすぐ描いてる。
それが感動を呼ぶのは、人とか(自分を含め)
人生はいいもんだなって、改めて自分の境遇なり生活なり人間関係を重ねて再発見できるから。
ダルドリーの映画に出てくる人はみんな弱くて、
誰かに遠慮したりやつあたりしたりしている。
そういう人間が悩みながら迷いながら流されそうになりながら起こす行動が観ているこちら側に響く。
わかりやすく泣かせてはもらえない。
でも観た人ひとりひとりの中には風味の違う感動をもたらす、ダルドリーは天才ちゃうか。。
映画は監督や脚本で選ぶとハズレがない。
ダルドリーはほんとオススメです。
ぜひ。