今日は日曜ですが、講義の仕事はありません。今朝は、友人とゴルフをするために、早起きをして家を出ました。
近所の店で簡単な朝食を済ませ、東京駅から特急電車に乗り込み、千葉県の蘇我という駅まで行きました。ここまでは予定通りでした。
ところが、蘇我駅での乗り継ぎが上手くゆかず、結局、ゴルフ場が運営している送迎バスに乗ることができませんでした。
仕方がないので、ゴルフ場に電話をかけ、送迎バス以外でのアクセス方法を教えてもらいました。
一つは、次に来る電車に乗って五井という駅まで行き、そこからタクシーに乗るという方法。
もう一つは、五井駅に行くまでは同じですが、そこから「コミナトテツドウ」という電車で終点まで行き、そこからタクシーに乗るという方法。
ゴルフ場の方いわく、前者の方法だとタクシー代が8000円以上かかるけれど、後者の方法ならその半額以下になるとのこと。
ただし、「コミナトテツドウは本数がとても少ないから、電車があるかどうかは分かりません。」とのことでした。
僕は、「コミナトテツドウ」という電車の名前は初めて聞いたのですが、とにかく五井駅まで行き、電車があればそれに乗ってみようと決めました。
五井駅に着くと、「小湊鉄道」という標識が見つかりましたので、それに従ってホームを移動しました。すると・・・
燃料エンジンの臭いがしてきます。
ブルン、ブルンという音もしてきます。
その車両は2両しかありません!
お客さんが、手動でドアを開けて乗り込んでいます!!
・・・僕は、そのレトロな風貌のコミナトテツドウが、一発で気に入りました。
さっそく、手でドアを開けると、一番後ろの座席に座りました。
すぐに、女性の車掌さんが電車の最後部に乗り込んできて、テキパキと何やら点検を済ませ、発車時刻のアナウンスも終えました。
そして、電車(厳密にはディーゼル車)はゆっくりと走り出しました。
窓の外には、冬の田園風景が広がっていました。チラホラ住宅もありましたが、遠くには木に覆われた小高い丘や、屋敷林のような林も見られました。
冬の田んぼの作業なのでしょうか、ワラを燃やしたような、懐かしくて香ばしい臭いもしていました。
先ほどの女性の車掌さんは、車内を周り、乗り越し料金の精算を行っています。駅(無人です。)に着けば、電車を降りて、駅員さんとして切符も切るのですから、大したものです。
車窓の風景を楽しんでいると、終点まで30分弱の時間は、本当にあっという間に過ぎてしまいました。
終点に着くと、電車は折り返して、また五井駅の方向へと出発して行きました。
僕は、電車の写真を撮ってから、駅を出てタクシーに乗り、ゴルフ場へと向かいました。
ゴルフのスコアはいつも通り散々だったのですが、偶然に出会った小さな電車のことを思い出すと、少し得した気分になる、そんな日曜日でした。
