甲子園の申し子が帰ってきた

中日の先発・松坂大輔投手が5回5安打1失点で今季6勝目。38歳の誕生日を自身の好投で祝った

全盛期とは比較にならないほど球威は落ちたがマウンドでのたたずまいはやっぱり一流投手だと感じさせた。
2回の第1打席では応援団からバースデーソングが流れ、球場全体から拍手が巻き起こった。
途中から脚の張りがあったのか何度も顔をしかめたりする場面が見られた。あの球威ならふつうは捕まってるんだけどね。
度重なる故障で腕は上がらず苦しい投球だったが経験値とテクニックで乗りきった。5回のピンチで大山を三振に斬って取ったスライダーはさすがだった。
松坂の甲子園登板は西武時代の2006年6月9日の阪神戦で完投勝利して以来。1998年に横浜高で春夏連覇を達成した甲子園のヒーローが12年ぶりの凱旋(がいせん)登板を白星で飾った。
今日は松坂おめでとうって事にしとこうか。
■2018/9/13 試合結果
対中日 21回戦 甲子園
中|103 110 000|6
神|000 101 000|2
勝:松坂6勝4敗0S
敗:才木5勝8敗0S
中:松坂-ロドリゲス-岩瀬-佐藤
神:才木-岩崎-望月-伊藤和
9/14の予告先発
ヤ:原 樹理
神:小野 泰己