阪神が接戦に敗れ、12年連続のV逸が決定。広島に眼前で胴上げを許した。

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7回に陽川の今季1号ソロで同点に追いついたものの、8回に3番手・岩崎の連続四球から最後は中継ぎエースの桑原がバティスタに勝ち越し適時打を許した。

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金本監督は四球絡みで失点した投手陣を嘆いた。(以下は一問一答)。

 

 ―目の前で優勝を決められた

 「まあそら、どこかで決まるんだから」

 ―陽川の本塁打で流れが来たと思ったが…。

 「今日の3失点。全部、四球でしょ。フォアボール、デッドボール、フォアボールか。もったいないな」

 ―優勝がかかったゲームの経験を今後、若手どう生かすか。

 「経験というか。どうだろうね。彼らがどう感じているか。人それぞれ感じ方は違うだろうし」

 ―中谷20号に到達。

 「中谷なんか、みんな20本で騒いでいるけど、取り組む姿勢を変えていけばもっと打てると思う。まだまだ伸びしろがある。あとは彼次第でしょ」

 ―メンドーサは粘りの投球。

 「やっぱり四球、死球やね」

 ―チームは今後、仕切り直し。

 「2位確保やね。甲子園しばらく勝ってない(ここ4試合で2敗2分)から勝ちたいけどね」




マジック点灯するあたりから広島には完膚なきまでに叩きのめされて圧倒的な強さを見せつけられた。精神力云々の前に技術の差は歴然としていた。

とにかく強かった。目の前の胴上げは阻止したかったけど、これをみんながどんな思いで見ていたのかだな。

_( '-' _)⌒)_ヌーン




そして、広島カープのみなさん。本当におめでとうございます。黒田が抜け、マエケンが抜け、それを総力をそそぎ込んで埋めていく土壌の強さはドラフトを始めとする選手補強からなるものだと思う。

目先の補強に頼らない、世代、ポジション、左右のバランスなど穴が見あたらない選手獲得のしっかりしているフロントの勝利とも言えると思います。


巨人やうちは金による補強を繰り返す反面、こうした部分を見落としているのではないだろうか。

「勝利はカネでは買えない」


広島の優勝はそう強く感じさせてくれた。






■2017/9/18 試合結果

対広島 24回戦 甲子園

広|100 100 010|3
神|000 100 100|2

勝:一岡6勝2敗1S
S:中崎4勝1敗8S
敗:岩崎4勝1敗0S
HR:中谷ソロ20号、陽川ソロ1号
広:野村-一岡-ジャクソン-中崎
神:メンドーサ-石崎-岩崎-桑原-高橋