阪神に2試合連続のサヨナラ勝ちをもたらした伊藤隼太が、お立ち台で安どの笑みを見せた。

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6-6で迎えた九回、2死満塁から右翼フェンスへのサヨナラ安打を放ったが「正直、足は震えていましたね」と緊張しきった状態で打席に入っていたと告白した。

 金本監督と渾身(こんしん)の力を込めて抱き合った。

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満面の笑みでチームメートからの水を浴びた。いろいろな思い、悩みから解放された瞬間でもあった。

 「打席に入る前に死ぬほど緊張していたんで、それから解放されてほっとしています。終わった…って感じですね」

 ヒーローインタビューでは、勝った喜びとほっとしたような気持ちが入り交じったような様子だった。「回が始まる前から2アウト満塁なら投手に回るなと」と自分の出番を予測していたが、「正直、足は震えていましたね」。責任を一身に背負って打席へ向かった。

 代打の切り札として起用されているが、最近は結果が出ず、悩みを抱えていた。「一日一日、後がないと思って。最近打てていなかったので」と思い詰めていたとも振り返ったヒーローは、「今日の1本が打てて本当、最高です」と感無量の面持ちで絞り出した。






この1本でいったいどれだけの人が救われたのか…


同点に追いつかれた者、手痛い失策を犯した者、送りバントを失敗した者、サヨナラの場面で三振した者

そしてなにより連日遅くまで声を枯らして声援を送り続けたスタンドのタイガースファン、テレビやスマホから応援していた人々


伊藤隼太ありがとう!!!



 阪神が2試合連続のサヨナラ勝ちで、同一カード3連勝。シーズンの5割以上が確定した。同点で迎えた9回2死満塁から伊藤隼が右越えにサヨナラ打。金本監督も終盤に競り勝つチーム力に目を細めた。

 ―最後は伊藤隼太が決めた。

 「一番いいところで打ってくれました」

 ―何か指示は。

 「何もないです。指示は全部打撃コーチに任せていますんで」

 ―森越の押し出し四球で追いついた。

 「粘ったのかどうなのか。その前に疑惑の死球(球審はファウルと判定)もありますけど。そういうつながりも大事なので」

 ―福留、糸井が4安打。

 「中軸が打ってくれると点になる。孝介も休みかどうか、かなり迷ったんですけど、『いってもらおうぜ』ということで本当によかったです」

 ―メンドーサは。

 「2イニング目、ちょっと心配しましたけど、試合を壊さず投げてくれた。できれば勝ち投手にしてあげたかったんですけど」

 ―6回のピンチで高橋が好リリーフ。

 「完璧でしたね。2三振とってくれて。いつもああいう場面でいってくれて本当に欠かせない戦力。いい仕事をしてくれます」

 ―接戦を勝ちきっている。

 「チーム力と言いますか、諦めない姿勢。守備にしても走塁にしても勝ちに向かう姿勢を強く感じています。手応えもあります」

 ―週明けからは巨人戦

 「今年、ジャイアンツに分が悪い(8勝11敗)。何とか甲子園でお返ししたい。いい形で勝ちたいです」



まだまだ喜んでる場合やないで!!

3位にゲーム差無しと迫った読売をぶちのめして締めくくりや!!!

ウオオオオアアアア\( 'ω')/アアアアアッッッッ!!!!!




■2017/9/10 試合結果

対DeNA 20回戦 甲子園

デ|030 001 110|6
神|112 100 011x|7

勝:ドリス4勝4敗34S
敗:三上2勝3敗0S
HR:糸井ソロ13号、柴田ソロ1号
ディ:濱口-三嶋-砂田-エスコバー-パットン-三上
神:メンドーサ-榎田-高橋-マテオ-桑原-ドリス