あらためて大谷翔平という男の底知れぬ才能を思い知らされた感じだ

いったいこの男はどこまで進化し続けるのだろうか

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日本ハムの大谷翔平が、今季2度目のDH解除で「5番・投手」で先発出場。打撃では3打席無安打に終わったが、投げては自己最速に並ぶ163キロを連発。7回3安打無失点、107球の熱投で、自身4連勝となる今季5勝目(4敗)を挙げた。

一回、1番・鳥谷への初球、いきなり160キロをマーク。2番・西岡には3、4球目と立て続けに自己記録に並ぶ163キロを計測。「初回から全力でいこうと思った」という言葉通り、3者連続三振と絶好のスタートを切った。その後も160キロ台を連発し、この日だけで日本最速の163キロを5度もマーク。本拠地のファンをどよめかせた。

 四回に初安打を許すと、五回には得点圏に走者を背負うなど徐々に阪神打線に捉えられ出した。六回にはボールゾーンへの変化球をなかなか振ってもらえず球数が増え疲労の色も見えたが、二死二、三塁のピンチに崩れず。7回までゼロを重ね、後続にマウンドを託した。


ただ、5番の中軸を担ったバッティングでは、3打席無安打と阪神・岩崎から快音は生まれず。2試合連続無安打に終わったが、試合後のインタビューでは「今日の出来は何点?」と聞かれると「勝ったんで100点で良いと思います」と満足げだった。

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あまりにも想像してた通りの試合に逆にびっくりした

正直、今のうちでは太刀打ち出来ないよ。

ฅ(๑*д*๑)ฅ!!




日本ハムは1回、陽岱鋼の先頭打者本塁打で1点を先制。3回には、西川の2ランで突き放す。大谷は序盤から163キロを連発。

日本ハムは4回、レアードの左翼席への20号2ランで追加点。阪神は6回2死二、三塁の好機に、ゴメスが右飛に倒れる。


日本ハムは7回に敵失で1点を追加。7回を投げ5勝目の先発大谷から計3投手の継投で、阪神打線を散発4安打に封じて完封勝ち。


阪神は大谷に7回まで3安打無得点と沈黙し、今季3度目の0封負けを喫した。11日に連敗を5で止めたが、この日の黒星で再び借金4。大谷に脱帽した阪神金本監督の試合後の一問一答。

 ―大谷は160キロ台を連発。

 「いちばん調子が良かったみたいだね、今日が」

 ―11日の試合後は「工夫して欲しい」と話していたが、それは見えたか。


 「選手がどこを工夫したと僕の目に見えた訳ではないけれど、それなりにやっていたんじゃないのかな。なかなか打てませんよ163キロは。あのフォークボールもあって」

 ―相手の先発が大谷だっただけに岩崎に踏ん張ってもらいたいところだったが、6回5失点。

 「岩崎に期待したんだけどね。意識して高めのストレートがいいピッチャーだから。いつも言うように、そこに意識してね、低めから浮き上がるような真っすぐを投げられないと。打たれているのは、だいたいベルトから下のストレートだから。ベルトから上のストレートで打ち取っていたわけだからそれを意識して投げられないときついよね。低めに投げてゴロを打たせることも大事なんだけど、痛打されているのはベルトから下。そこが選手として自分の生きていく道。どうすればそういうボールが行くのか考えて、アドバイス聞きながらやらないと。彼がそれを身に着けたら彼はすごいピッチャーになると思うんだけどね」

 ―西岡が1軍では初となる外野の守備に就いた。

 「外野が手薄になるからね。なかなか調子が上がって来ないから。江越もああだし、横田もああだし。剛(西岡)もそれも視野に入っている。外野での起用もね」

 ―肩は大丈夫なのか。

 「外野からのスローは大丈夫。サイドスローがきついみたい。セカンドからのゲッツーの時とかの。上から投げるのは何ともない。だから右バッター席できついみたい」

 ―話し合って決めたのか。

 「本人がやりたいと言った。面白いでしょ(笑)。チャンスがあればということ。外野転向とかそういう意味じゃないよ」

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■2016/6/12 試合結果

対日ハム 3回戦 札幌ドーム

神|000 000 000|0
日|102 200 10x|6

勝:大谷5勝4敗0S
敗:岩崎1勝1敗0S
HR:陽ソロ6号、西川ツーラン5号、レアード ツーラン20号
神:岩崎-伊藤和
日:大谷-鍵谷-井口