(一塁ベンチ裏監督室で)

 -新井が決めた。

 「ちょっと当たりが出てきた。いい雰囲気を持って打席に入ってる。前(金本)が歩かされて打ったのが一番。かなりプレッシャーあったと思うからね。徐々に結果が出てきました」


 -六回のチャンスで浅井はバスター?

 「そう。ちょっとプレッシャーかかるところだったんでね。バントもしにくいかなというところで、1ストライク取られたところで思い切ってね」


 -今岡は気持ちで打った一打だ。

 「なかなか打席少ないからタイミング合いづらいところ。何とかしないとというところで、気持ちが出たんじゃないかな」


 -下柳は六回を踏ん張れば勝ち投手になれた。

 「(打順が)下位になっていくところだったから。もう1点でも少なく粘ってくれたら、楽な展開になってた」


 -最後は4点差で藤川。

 「ちょっと投げてなかったから。せっかく(肩を)作ったんで最後に出た」


 -いい形で甲子園に帰れる。

 「そうやね。なんとかいいゲームをしたいと思います」


 -つながりが出てきたのでは。

 「各打者がタイミング取れるようになってきて点取れるようにつながってきたからね。楽しみやね」

 (バスへと向かいながら)

 -赤星が途中交代。

 「体調の問題です」