第2回ワールドベースボールクラシック(WBC)2次ラウンド2組・米国vs.オランダが16日(日本時間)、米国・フロリダ州マイアミのドルフィン・スタジアムで行われ、米国が9対3でオランダを破った。

両チームとも負けたら敗退が決まる大事な一戦、先手を取ったのは米国だった。初回にオランダ先発バンデンハークの立ち上がりを攻め、1死満塁のチャンスをつくると、ライトの犠牲フライで、米国が1点を先制した。

米国は2回にロリンズの2ラン本塁打、4回に3点、5回に1点、そして6回にもダンのソロ本塁打で着実に追加点を奪い、中盤までに8対0とリードを広げた。

オランダは7回に1点を返し、8回にもエンヘルハートのソロ本塁打などで2点を返して追い上げた。
しかし、米国は8回に1点を追加し、再びオランダを突き放した。米国はオランダ打線に計12安打を許しながらも、7人の投手リレーで中盤の大量リードを守り切り、9対3でオランダを破った。

米国は次回18日(日本時間)、プエルトリコvs.ベネズエラの敗者と、準決勝進出を懸けて対戦する。2敗を喫したオランダは2次ラウンド敗退が決まった。