阪神淡路震災から１４年

１４年前のあの日、会議のため東京小岩にある事務所に出向いた。

１０時前に到着した事務所のテレビには信じられないような光景が映し出されていた。

時間になっても会議はほとんど行われず、オレ達はテレビに写る衝撃的な光景にただただ言葉を失い黙って見ているだけだった。


うちも神戸の叔父さんと何日も連絡がつかず安否が気遣われた。

また未曾有の大震災にもかかわらず政府の対応の遅さに苛立ちを感じたのを覚えている。

当時の村山富市内閣総理大臣は震災から三日後に行われた衆議院本会議のなかで野党議員から政府としての対応の遅さを指摘され、『なにぶん初めてのことですし、早朝の出来事でしたもので…』となんとも人ごとのような釈明したのを覚えている。


神戸の叔父さんとはようやく連絡が取れ家族全員無事と。

しかしやっと完成した新築の家は倒壊…
叔父さんは翌年に亡くなった。

震災による心労から体調を悪くしたのが原因だった。


ブロガーさんの中にもあの恐怖を体験されたり、大切な方を亡くした方も多くいらっしゃると思います。


すべての方々へご冥福をお祈りいたします。