もうすぐあの日がやってきます・・・
2年前の11月28日 深夜2時過ぎ。
オレの運転する車は160km/hを超えるスピードで暴走し、コントロールを失ったまま車道を外れ歩道へ。
ブロックに激しく叩きつけられた。
衝突の激しさをものがたるブロックが粉々に・・・
ヽ((◎д◎ ))ゝひえ~っ!
そして、オレの愛車はというと
激しい衝突音とともにエアバッグが目の前にあった。
ボンネットからはブシューという音とともに煙があがっていた。
( ゚ ▽ ゚ ;) え?
車はべシャンコ・・・、ブロックに乗り上げて傾いていた。
もしかして、動くかも!?
エンジンをかけようと試みた・・・
が、煙がシューシューいうてるのに動くはずもなくとりあえず車から降りることにした。
辛うじて運転席側のドアは開いた。
オレは得体の知れない激しい痛みを感じながら、這いつくばるようにして車を降りた。
いや、もんどりうって転がり出た。
ヽ((◎д◎ ))ゝい、痛ぇーよー
まず、車から降りて
気がついたら警察に事故報告してた・・・
続いて保険会社 A社にも。
事故が起こった状況、被害者なし。
(オレ自身か?)
幸い巻きぞいはなし、オレの単独事故。
結構冷静に話してたと思うねん。
事故から20分たった頃、ようやく警察到着。
しかも、パトカー3台。
「 オイオイ、何台来んねん。 お前らどんだけヒマやねん!」
(#`ε´#) 見世物ちゃうぞ!
などと強がってるうちにふ~っと血の気が引き気を失った・・・
・・・ 「うがーっ!」Σ(゚д゚;)
激しい痛みで目が覚めた。 オレはぶつかった釣具の上○さんの駐車場に横たわっていた。
で、オマワリたちはオレに見向きもせずに実況見分しとった・・・
オイオイ、オレほったらかしかいっ!
こらーっ! (ロ≦〃)
なんやこの経験したこともない激しい激痛は!?
左腕と右のアバラ骨やな。
こらヤバイでえ、左腕はちょっとも動けへん。 最悪骨折やな・・・
Y(>_<、)Y うひゃーっ!
そうこうやってるうちに救急車が到着。
すると警察がこんなこというてきた。
「これ、人身にしますか? それとも物損にしますか?」
はあ? オレ今こんな状態やで。 何言うとんの!
さらに警察がいう。
「人身事故なら入院費用も保険でまかなえます。 でも刑事罰(免停や罰金)は受けることになります。
物損なら入院費等は自腹になりますが、刑事罰はまぬがれます。」
え? それオレのサジ加減次第なん?
ていうか、今の今までオレ気い失ってたやんけ。
そんな難しい判断今じゃなきゃアカンの?
「はい、処理の仕方が違ってきますから・・・」
(x_x;) オレ痛みで立ってるのでいっぱいいっぱいやねんぞ。
・・・う~ん、ほな物損で。
免停とかなったら面倒やんなあ。
結局罰金も払うんやろ? もう救急車乗ってええの?
。(´д`lll) はあ~、なんか疲れるワ・・・
救急車に乗り込んだはええけど今度は搬送先が見つからへん。
6件、7件 電話しては断られてるみたいや。
もう30分も経ってんねんで、日本の医療の現場はどうなってんねん!
やっと受け入れ先が決まった。
幸い家の傍や。
ピ~ポ~、ピ~ポ~
やっぱり早いなあ、深夜とはいえすべての車が避けていきよる。
( ̄▽+ ̄*)
そんなこというてる場合かっ!
到着後すぐにレントゲン室へ。
そして、医者から恐怖のひとことが・・・
「左腕は骨折しています」
ガーン!Σ(゚д゚;)
やっぱり!?
レントゲン写真でハッキリわかった。
左上腕の尺骨がものの見事に真っ二つに折れていた・・・
どうりで激しく痛むわけや。
(ノ◇≦。) オー マイ ガー!
その後のディーラーさんからの説明でわかったことなんやけど、車は衝突時ドライバーを守るよう設計されており、潰れることにより衝撃を吸収するのだとか・・・
左腕はどうやらエアバッグに当たって折れたと思われる。
膨らんだエアバッグの硬さはバスケットボール並みの硬さなんやて。
つまり、この愛車が自からを犠牲にしてオレの命を救ってくれたんやなあ・・・
・°・(ノД`)・°・
なのに・・・ すまん、 愛車よ。
バカなドライバーに選ばれたがためにお前をこんな目に遭わせて・・・
2度とスピードは出さん、無謀な運転はしないと誓うよ。
。゚(T^T)゚。 安らかに眠ってくれ。
生前のお前はいかしてたしオレの自慢やったで。



