中日とのクライマックスシリーズ第1ステージ敗退から一夜明け、重責を降ろし、さっぱりした表情で会見に臨んだ岡田監督は 「前半戦で独走していた以上、優勝を逃したからには責任をとらないといけないと感じていた」 と心境を語った。
一方で巨人に最大13ゲーム差を逆転され優勝を逃したリーグ戦について、「勢いがつかず厳しいペナントだった。最後に何かが足りなかったと思う」と無念さを述べた。
前夜の試合後に流した涙についても 「あれは悔し涙。みんなの悔しさが詰まっていた」 と勝負師の一面をのぞかせた。
5年間の思い出として、 「2軍(監督時代)から一緒だった選手たちが、1軍で活躍してくれたことが一番うれしかった」 と述べ、ファンには 「勝たないといけない気持ちを与えてくれた」 と謝意を示した。今後については、 「いずれ野球にかかわるだろうが、今は少し休みたい」 と語った。
