☆6月1日☆
[ヤフードーム]

ソフトバンク-巨人


こんな不思議な展開もあるんだね~


3対3の同点で延長に突入した両チーム。

延長12回表 巨人の攻撃。
ソフトバンクはこの回から肩痛から離脱した抑えの馬原に代わりストッパーに指名されたホールトン。

しかし、このホールトン6セーブを挙げてはいるもののここ4試合0に抑えられておらず不安定な内容が続く。

予感は的中!

先頭の坂本にいきなりストレートの四球を与える。
続く矢野にきっちり送りバントを決められワンアウト二塁。

ここで文化放送解説の西村竜次氏いわく
「先頭打者に四球を出すときわめて高い確率で得点に結び付くんですよね~」

案の定1番寺内にはライトへ3塁打であっさり均衡は破れた。


しかしオイラは思った。

こういうカタチで均衡が破れた場合、その裏には何かがあると…

また前の回投げた山口が続投と聞いたとき更なる胸騒ぎがした。

棚ぼたの勝ち投手の権利を手にした山口は普通の心理じゃなくなる。


とはいえ巨人も豊田、クルーンという切り札をすでに切っている。
簡単に終わるとは思えなかった。


12回裏ソフトバンク最後の攻撃。

先頭の柴原は3塁内野安打。
松田レフトへの2塁打でたちまちノーアウト2、3塁。
こうなると長谷川敬遠で満塁にする作戦にでる巨人。

本間は空振り三振に打ち取りワンアウト。

ここで代打森本。

打席に向かう森本に王監督は耳打ち。

その森本はレフト前に執念の同点タイムリー!

4対4!
もうこれでソフトバンクの負けはない。

俄然盛り上がるヤフードーム。
こうなるとホームチームの有利さは明白だ。

本多サードフライでツーアウト。

川崎の叩きつけた打球は1塁手木村からベースカバーの山口に送球するが間一髪セーフ!!


ソフトバンクのサヨナラ勝ち!


巨|000 00
--+------+----
ソ|100 02

0 021 00
--+------+----
0 000 00

1|4
--+--
2|5


▼投手
[巨]バーンサイド-越智-林-西村健-豊田-クルーン-山口

[ソ]新垣-小椋-久米-ニコースキー-ホールトン


勝ち投手はホールトン。

自作自演のようなラッキーな白星が転がりこんだ。