また高校球界に激震が走った。

昨年のセンバツ優勝校で夏4強の常葉学園菊川(静岡)の森下知幸監督(47)が女性記者にセクハラをしたことを理由に今夏の甲子園終了まで謹慎することが決まった。


事の発端は森下監督が一昨年12月に毎日新聞の女性記者と飲食店やカラオケ店に行った際にセクハラ行為をしたといい、同監督もこれを認めている。


また、昨夏の甲子園大会中に野球部員が朝日新聞の女性記者に対し不快に感じさせる電話をしたり記者の宿泊しているホテルに押しかけるなどした。
当該生徒は校長訓戒となっている。


常葉学園菊川は老舗の伝統校ではなく全国レベルになったのはほんのここ数年。
昨年のセンバツ優勝で一躍全国区となった印象が強い。


もちろん学校、選手や監督を取り巻く環境が激変した事も容易に想像がつく。


十代の若い選手はおろか監督までもが浮足立ってしまっては示しがつかないというものだ。


本来そうした生徒達を指導し監督する立場にあるはずなのに…


ただ救いはチーム全体へのペナルティーはなく、あくまでも監督個人の謹慎で済んだ事だ。


残された選手達にとってはやりきれない辛い事件だが、精一杯プレーして欲しい。