初めて出会った演奏や以前繰り返し聞いたレコードやCDは後の鑑賞に大きな影響を与えることがあると思いますが、それでも今を生きている演奏との遭遇には喜びを禁じえません。

例えばBeethovenのバイオリンソナタ、オイストラフ&オボーリンの演奏をよく聞いていたのですが

先日FMでヴェルビエ音楽祭(2019年7月29日)でのカヴァコス&キーシンのクロイツェルをきいて、とても引き込まれました。未来へ向かう演奏とでも申しましょうか、今を生きている喜びですね。

庄司紗矢香&カシオーリの演奏は数年前生で聞いたけれどそれも新しかった。予習しないで聞くべき演奏会でした。カシオーリってなぜか通称?「菓子折」らしいですけれど、ジョージアのフィギュアスケート選手クヴィテラシヴィリを首寺君と表記するようなものでしょうか。