気を取り直して朝食。かなりヨーロピアン寄りな品揃えで、トルコ風に食傷気味になりつつある舌には嬉しい。オムレツなどはシェフが目の前で焼いてくれて熱々をいただける。
雪に負けないようにしっかりと食べる。オムレツにあわせてゆで卵食べたのは、ちょっと摂取しすぎかな(；・∀・)
今日の夜は寝台特急のため、着替えなどの手荷物と貴重品だけを持ち込めるように準備。私たちのグループはバスがそのまま空で走って、イスタンブールで迎えてくれるそうなので、大きな荷物やお土産類は預けっぱなし。（他のグループの方たちの中にはバスもチェンジになった方もいたようで、夜、駅で大きな荷物を抱えている人たちも見ました。）バスは7:45にホテルを出発。まずは町を一望できる丘の上に登っていきます。走って行く途中にも岩をくりぬいて作られた家々が多くみられますが、いかんせん雪が…。
それでもスリーシスターズ（三姉妹の岩）等の奇岩が作り出す風景にはテンションあがりまくり。
きのこのような奇岩が町の至る所で見える。
観光ポイントの前には必ず土産物屋があり、他の地域と比べてもかなり安価で購入できる。朝一番にいったギョレメの町を一望できるギョレメの谷では、ドンドルマ（トルコアイス）も売られているとのことだったが、朝早すぎて売り子のおじさんが来ておらず残念。購入したかったモザイクランプは、イスタンブールや途中の町で聞いたら5,000～8,000円だったのが、こちらでは2,000円～であったので購入。魔除けの青い目玉「ナザールボンジュ（ナザールボンジュウ）」も「40個で1,000円」なんて売り子さんが声掛けてくるのをさらに交渉して購入（かなり適当な作りの物が多いので、内容は確認した方がよいです。Wakaは40個もいらないからと、粗いもの20個、そこそなもの4個、良い奴1個に変えてもらいました。かなり融通はきいてくれます）。支払いは日本円でもOK。
カッパドキア観光の合間に「絨毯（じゅうたん）屋」に立ち寄る。正直行くまではバックマージンを期待しての提携店だろうとまったく期待していなかったのだがいい意味で裏切られた。
まずは女性たちがハンドメイドで絨毯を作成しているところに紹介され、説明を受ける。非常に緻密な模様が長い時間をかけて作られていく様子はまさに芸術。
続けて蚕から生糸を紡ぐ様子。ここらへんは日本でも田舎の方で見たことあるな。
そして広間に通され、絨毯の説明と商品の紹介を受ける。このプレゼンテーションが最高！流暢な日本語で詳しく説明されるその様子は、まさにショーのよう！！面白かった。作成にかかる年月で金額が決まるとのことで、小さなものでも1カ月くらいはかかるため、安いものでも7,8万円～。職人の中には匠もいるようで、絨毯には製作者を示す家名が入っています。買う気は全然なかったんだけど、説明聞いて現物見せてもらっていたら欲しくなり、自宅と実家用に2枚を購入。日本にも関西の方に代理店があるとのことでアフターケアもばっちりだそうです。まあトルコの文化に貢献できたと思おう。他にも何名かの方が購入されていました。ちなみにWakaの場合は、最終的にガイドさんにも交渉にくわわってもらい、値札からかなりお値引きしてもらいました。本当に欲しいものがあれば、常識的な範囲で値段交渉は可能です。（2～3割引きくらいまでにはなるかと）
ここではフリードリンクのサービスがあり、チャイやラク、ワインなどから自由に選べます。今回はまだ試していなかったトルココーヒーを試してみた。泡があまりたっていなかったけど、まあ無料だしいいか。
上澄みだけを飲んでみたが、煮出してあるわりには苦味は少ない。ただなんとなく泥っぽいような気がして、Wakaはちょっと苦手。下にのこったドロリとした残りで占いをするって何かで読んだな。
