美青side
純葉「美青って好きな子いないの?」
美青「居ないけど?」
瞳月「めっちゃモテるのに?」
美青「モテてないよ笑」
純葉「モテてたら石森さんには告白されてないと思うよ?」
美青「あれはたまたま出会っただけで何も無いよ」
瞳月「美青に恋人が出来たら凄いことになるんだろうな〜」
私は的野美青
高校2年生で今まで恋人の1人も居たことがありません
何故かと言うと私は自分で言うと恥ずかしいんですけど学年1人気があると言っても過言では無いぐらい毎日告白される
上の学年でいうと森田さんや天様など沢山いるがこの学年だと圧倒的に私だ
いつも一緒にいるのは純葉と瞳月は私の事理解してくれて共に行動をしてくれる
そんな事を思いながら歩いていると誰かとぶつかってしまった
ドンッ
??「キャッ」
美青「ごめんなさい!」
その子とぶつかってしまい教科書などを落としてしまった
美青「これで全部かな?」
??「そうですね、ありがとうございます」
美青「あ、手怪我してる!」
絆創膏を出そうとした時その子は私の前にもう居なかった
純葉「あの子美青に惚れなかったね笑」
瞳月「珍しいよね笑」
美青「あの子怪我してた」
私は何故かその子に目が離せなくなりその子の情報を手当り次第探った
純葉「気に入ったの?」
美青「何か目が離せないから」
あの子は隣のクラスの村山美羽ちゃん
黒髪ロングで前髪も長いので余りクラスの中で目立たない方らしい
目立たないが保乃さんが所属しているバレー部に所属していて保乃さんの次ぐらいに期待されていて学校でも話題なのだ
瞳月「仲良くなれそう?」
美青「今話しかけに行ってみる」
私は居てもたってもいられず村山さんのところに行った
女子「美青ちゃんどうしたの?」
美青「村山さんっているかな?」
女子「美羽ならあそこにいるよ?」
指を指した先には儚くて目が離せないでいた
美青「君村山さんだよね?」
美羽「そうだけど?」
美青「この前はごめんね」
美羽「全然気にしてないので」
美青「私と友達にならない?」
美羽「あの、、」
美青「ん?」
美羽「そうやって遊ぼうとしてるなら辞めてください、私は貴方に騙されないので」
そう言ってクラスから出て行ってしまった
美青「私悪いことしたかな……」
優月「何かあったの?」
美青「優月」
この子は私の幼なじみであり、村山さんの情報をくれた
優月「美青が頑張れば仲良くもなれるし、それ以上の関係になれるかもよ?」
美青「それはマジで言ってる?」
優月「マジだけど笑」
私は少しでも諦めずに村山さんと友達……それ以上の関係になれるように頑張った















美羽side
私は至って平凡な普通の高校生だ
それが似合うように何事も無い毎日を送りたかった
優月「最近美青と仲良いよね」
美羽「仲良くしてるつもり全く無いんだけど」
優月「結構学校でも噂になってるんだよ?」
美羽「え、結構ガチで言ってる?」
優月「うん、ガチよ」
美羽「本当にやめて欲しいんだよね、平凡な毎日を送りたいのに」
そんな事思っていると原因の人が現れた
美青「美羽!!私も一緒にお昼食べていい?」
美羽「嫌ですよ」
美青「いただきまーす」
こんなやり取りは毎日の様にやっていてもう慣れた
純葉「毎日ごめんね」
美羽「もう慣れました」
優月「意外と嬉しいんじゃないの?」
美羽「嬉しくないわ」
美青「美羽!今日一緒に帰ろ!」
美羽「部活あるので無理です」
美青「終わるまで待ってるから」
美羽「待ってなくて大丈夫ですから」
美青「絶対待ってる!」
その言葉を残して的野さんは消えて行った
優月「嵐のように消えていったね」
美羽「多分遊ばれてるからそのうちに飽きられるよ」
そんなこと言って屋上の風を楽しんだ
放課後になり急いで部活に行きエースの保乃さんの練習がきつくて泣きそうになるが楽しいのであっという間に終わった
美羽「保乃さんお疲れ様です」
保乃「おつかれ〜あ、外で誰か待ってたよ」
美羽「分かりました、ありがとうございます」
部室を出て校門に行くと優月ちゃんかと思ったら的野さんだった
美羽「なんで……」
美青「待ってるって言ったじゃん」
美羽「何でそこまで私に構うの?」
美青「何でだろ……1つだけあるよ」
美羽「何よ」
美青「美羽の事が好きなんだよね、割りと本気で」
美羽「遊ぶのは辞めてって言ったよね?」
美青「私は本気だから諦めたりしない」
そこから始まった私に好き好きアピールは学校中で噂をされるほどになったのだ











皆さんこんばんは、はるです
お久しぶりです、受験が終わって書き手を再開しようと思います
色々と忙しくて中々投稿時間とかがバラバラになると思いますが気長に投稿したいと思います
また、リクエストなどは募集中です
リクエストを入れる時はペアと設定など書いてくださると嬉しいです
書いて欲しい長編小説などあったら入れてください
また皆さんに読んでもらえる小説を書けるように頑張りたいと思います
では、おっす