夏鈴side
俺が森田さんに抱いている感情の正体が分かってから俺は少しは頑張ろうとしているが……
天「なんでそんなに緊張してんの」
玲「ひかるちゃん悲しんでると思うよ」
夏鈴「何か恥ずかしくて話せないんだよね」
天「男だろ!!頑張れよ!!」
夏鈴「男だ、俺は頑張る」
俺は森田さんの前に行って話そうと思った
ひかる「どうしたの?藤吉君」
夏鈴「え、えっと……」
ひかる「ん?」
玲「はぁ〜」
天「玲、ちょっと声掛けてくれない」
玲「任せろ」
俺が話そうとした瞬間玲が喋り始めてしまった
玲「放課後俺とテスト勉強するはずだったんだけど俺麗奈と出かける場所あるからひかるちゃん勉強見てあげてくれない?」
ひかる「いいよ〜、私放課後暇だから」
夏鈴「ありがとう、放課後教室で待っててくれる?」
ひかる「待ってるよ」
玲の発言で放課後テスト勉強を教えてもらうことになった
夏鈴「俺部活どうすんだよ」
玲「俺と麗奈が適当に言っておいてやるから安心して
森田さんと距離を近づけるように」
夏鈴「うん、頑張る」
俺は楽しみでしょうがないがそれをモチベに樹着を頑張った













俺は急いで教室に向かうと森田さんはもう居た
夏鈴「遅くなってごめんね」
ひかる「大丈夫だよ、私も今来た所だから」
夏鈴「ここの問題が分からないから教えてくれない」
ひかる「ここの問題ね笑」
俺は教科書開いて分からない問題を教えてもらう時に森田さんの姿が可愛いし、言葉では例えられない儚かった
ひかる「分かった?」
夏鈴「あ、うん」
ひかる「本当に?」
夏鈴「本当だよ、教えてくれてありがとう」
ひかる「いつでも教えるよ」
その笑顔が何故か俺には輝いて見えた
夏鈴「好き……」
ひかる「え?」
咄嗟に出てしまった言葉に森田さんは驚いていた
夏鈴「ご、ごめん忘れて」
俺はバックを持って教室を出た
夏鈴「なんで言っちゃったんだろ…///」
俺は触ってもわかるぐらい顔が赤くなってしまった











ひかるside
1人で残された教室にいた
ひかる「好きって言われたんだよね……」
保乃「あれ?ひぃちゃんこんな所で何してるの?」
ひかる「保乃ちゃん部活終わり?」
保乃「そうだよ、ひぃちゃんは1人で何してるの?」
ひかる「藤吉君に勉強教えてたの」
保乃「藤吉君は先に帰ったの?」
ひかる「うん、急いで出て行っちゃって」
保乃「何かあったなら聞くよ」
ひかる「何かあった訳では無いんだけど」
保乃「うん?」
ひかる「でも言わない方がいいかも、藤吉君の為にも」
保乃「分かった、じゃあ一緒に帰ろ〜」
ひかる「うん一緒に帰ろ」
藤吉君に言われた好きは何故か分からないが他の人に言いたくなくて自分だけの秘密にしようと思いながら初めて友達と帰りながら保乃ちゃんと笑いながら帰った