美羽side
ボコッ
ドガッ
美羽「よわ、よくこれで私に挑んできたね」
「ば、化け物だ」
美羽「お前が弱いだけだよ、部を弁えろ」
私は弱いやつが嫌いだ
弱い奴は自分の力を知らないから平気で挑んでくる
美青「美羽〜手加減ってものを知らない奴?」
瞳月「ほんとだよね笑」
美羽「殺してないだけ有難く思って欲しいわ」
美青「そうかもだけど笑」
瞳月「半殺しにはしてるじゃん笑」
この子は小さい頃からの幼なじみの美青
何かと気が合う部分があるのでいつも一緒にいる
その隣の猫みたいなやつは瞳月
鈍臭い所はあるけど強い
そんな話をしていると私が1番嫌いな存在が出てきた
夏鈴「何やってんの!!」
美羽「また来たよ……」
美青「逃げる?」
美羽「逃げたら家に来るから辞めとく」
天「また喧嘩したの!!」
瞳月「うるさ」
ひかる「明日朝必ず私達の所来てよ」
夏鈴「村山分かった?」
美羽「私が何やったってあんたに関係無いですよね?」
夏鈴「関係あるよ」
美羽「は?」
夏鈴「私は貴方の担任だから」
私はその発言が嫌いだ
美羽「そういう奴嫌いなんだよ、教師の分際で私に命令すんな
行くぞ2人とも」
美青「私達は辞める気無いんで」
瞳月「私達は美羽の味方です」
夏鈴「明日必ず学校に来なさい」
私はその言葉を無視して教師と名乗る奴らを置いて行き家に帰った
家に帰れば誰かがいる訳でも無く1人で住んでいる
美羽「お母さんただいま」
私はその言葉を行った後ベランダに出てタバコを吸った
美羽「ふぅ〜、人はいつか裏切る、大人なんて嘘の塊みたいな物を固めてる
私はそんな大人が大嫌いだ」

























夏鈴side
私のクラスには村山美羽という不良がいる
天「今日もあの子達暴れてたみたいだね」
ひかる「あの3人はどうにも出来なそうだもんね、特に村山ちゃんは」
夏鈴「明日多分学校に来ないと思うから家に行こうと思うんだよね」
天「私もそうしようと思ってるから」
ひかる「このままだと卒業が危ういからね」
夏鈴「うん」
予想が的中してしまい、私は朝村山の家に行く事にした
\ピンポーン/
チャイムを鳴らしても出てくる様子が無い
夏鈴「いないのかな……」
居ないんだと思い帰ろうとした時……
美羽「うるさいんだけどなに?」
出てきた……
夏鈴「昨日学校に来てって言ったよね?」
美羽「行くわけないだろ、命令すんなって言ってんの」
夏鈴「卒業出来ないかもなんだよ?」
美羽「別にいい、早く帰れよ」
夏鈴「帰れないよ、制服着替えて行くよ」
美羽「命令すんなって言ってんでしょ!!」
村山は私の事を殴ってこようとしたが私には……
ガシッ
夏鈴「そんな弱いパンチが当たるとでも思ってんの?」
美羽「なんだよ……」
夏鈴「早く着替えて行くぞ」
美羽「絶対元不良でしょ……」
夏鈴「それは学校に来たら教えてあげる、的野と山下は学校に行くってよ」
2人の名前を出したら行く気になったのか村山は制服に着替えに行った
夏鈴「私と同じ目にあって欲しくないんだよ……」