理佐side
私が最後のシュートは入って勝つ事が出来た
理佐「やっった!!!!!」
ひかる「理佐やったね!!!」
夏鈴「勝ったよ!!!」
友梨奈「とりあえず整列するぞ」
喜びたい気持ちを抑え、整列をしてこの試合に幕を閉じた
試合が終わり誰もいない体育館でボールをついていると後ろから声を掛けられた
由依「おめでとう」
理佐「ありがとうございます」
由依「凄くかっこよかった///」
理佐「可愛い……」
由依「へぇ///」
私が褒めると由依さんは見た事無いくらい顔赤くしていた
理佐「昨日の約束してくれました?」
由依「私はずっと理佐ちゃんの事見てたよ」
理佐「私が今日優勝出来たのは由依さんのお陰かもですね」
由依「そうなんだね笑」
理佐「話聞いてくれませんか?」
由依「いいよ」
理佐「私は由依さんと生きる世界が違うと思って今まで1歩踏み出せませんでした
でも、由依さんは変わらず私にアタックしてくれた。私はそれが凄く嬉しいかったし、好き度が爆上がりしてました
昨日ひかる達に話したら私が決めなきゃ由依さんはいつか違う人の物になってしまう
由依さんが違う人の物になるのは絶対嫌だと思い覚悟を決めました
待たせてすみません」
私がその言葉を零すと由依さんの顔には涙が溜まっていった
理佐「え、え、泣かせるつもりはなかったんです」
慌てていると由依さんは私に抱きついてきた
由依「遅いよ、私の……」
由依さんが言おうとしていた事を私は言わせないように唇を塞いだ
理佐「小林由依さん私の物になってください」
由依「はい」
返事を貰った後私は由依さんの前で跪き、私が必死に貯めたお小遣いで買った安っぽい指輪をはめた
由依「綺麗」
理佐「由依さんには似合わないかもしれませんがいつか私がこの綺麗な指に綺麗な指輪をはめます」
由依「価値なんて必要無いよ」
理佐「え?」
由依「必要なのは気持ちだもん」
私はその言葉を聞いて嬉しくなり、気持ちが伝わるように抱きしめた
由依さんはファンの人の物じゃない、私の物なんだから














由依side
理佐ちゃんに告白された後から優ちゃん達と3人暮らしをしている
由依「理佐起きて!!!」
理佐「ん〜」
優「おねぇちゃん!!おきて!!」
理佐「起きた!!」
由依「なんで私が起こしても起きないのに優ちゃんが起こしたら起きるのよ!!」
理佐「いつも起こしてくれるので笑」
由依「私も起こしてるわ笑」
優「けんかはだめ!!」
由依「そうだね、朝ご飯食べよっか」
理佐「由依の朝ご飯最高だからね」
優「ごはん!!」
優ちゃんが元気よく部屋に出て行こうとしていたので着いていこうとした時……
グイッ
由依「……///」
理佐「いつも一生懸命起こしてくれる由依が可愛いから起きないだけだよ
いつも起こしてくれてありがとうチュッ」
由依「照れるから///」
理佐「照れてる由依も可愛いよ、優が待ってるから行こ」
余裕そうな理佐にムカつき私は強引にキスをした
理佐「///、大好きだよ由依」
由依「私もだよ」
私の一目惚れが叶うなんて思ってもいなかった
この人は私の物だ誰にも渡さない