美羽side
今日はこの前あったメンバーと違う人が来るので朝から準備をしていると寝ぼけた理佐さんが現れた
理佐「早いじゃん」
美羽「藤吉夏鈴さんって人とか色んな人来るの楽しみなんですから!!」
理佐「夏鈴ちゃん推し?」
美羽「推しというのがどんなのか分かんない〜」
理佐「まぁ、いいや 着替えとかはこの前買ったのとか着たりして髪の毛のセットとかは私がしてあげる」
美羽「理佐さんお願い!!!」
私は理佐さんに頭を撫でられるのが好きでいつもやってもらっている
理佐「じゃあここに座って」
美羽「はーい」
理佐「美羽の髪の毛サラサラだからアイロンかけるぐらいでいいかもね
それより2連ピアス開いてるんだ」
美羽「ここ来る少し前に結構やってたんだよ笑髪の毛金色に染めたりとかね笑」
理佐「だいぶヤンチャしてたんだ笑」
美羽「後で理佐さんとお揃いのピアス買って〜」
理佐「いいよ笑」
髪の毛セットしたり、ピアスを付けたりしていると客人が来た
\ピンポーン/
理佐「はーい」
天「お姉ちゃん!!」
ひかる「お邪魔します」
夏鈴「あれ?後ろにいる子が話してた人ですか?」
由依「ヒモ笑」
美羽「小林さん!!」
由依「久しぶり〜」
理佐「まぁ、とりあえず入って」
小林さん達はリビングに入って私は飲み物の準備をし始めた
美羽「何飲みますか?」
理佐「まずは何があるか言いなよ笑」
美羽「そうでした笑、オレンジジュースと紅茶とコーヒーと緑茶です」
由依「仲良いね笑」
天「美羽〜私緑茶〜」
ひかる「私オレンジジュースで」
夏鈴「私紅茶で」
由依「私はコーヒーで」
美羽「分かりました、理佐さんは?」
理佐「分かるでしょ?」
美羽「紅茶ですね!!」
理佐「そうです〜」
私は飲み物を出して邪魔になってしまうのでソファーに座っていると隣に誰か座った
夏鈴「藤吉夏鈴、貴方は?」
美羽「村山美羽です、19歳です、ヒモやってます」
夏鈴「理佐さんの家来てどのぐらい経つの?」
美羽「2ヶ月ぐらいですね」
夏鈴「ふぅーん」
美羽「どうしてですか?」
夏鈴「聞きたかっただけ」
美羽「そうですか笑」
その後何か喋る訳でもなく藤吉さんは隣に居たが、私と似た空気感を持っていて安心した
メンバーの皆さんとお喋りしたりして、楽しい時間を過ごして今日1日に幕を閉じた











理佐side
美羽が住んでて何も不自由の無い生活をしていた
私と美羽の関係が壊れる出来事が訪れた
理佐「今日家まで送って下さりありがとうございました」
マネ「いや、今日理佐の家にいる同居人の人に用があるから呼んできてくれない?」
理佐「分かりました」
私はスマホで美羽に連絡して、美羽を車に乗せて事務所に向かいマネージャーさんと私と美羽3人で話すことになった
マネ「君が理佐の家に住んでる人?」
美羽「そうです」
マネ「私達からのお願いです」
美羽「はい?」
マネ「今すぐ理佐との同居生活を辞めてください」
理佐「え……なんでですか!!!??」
マネ「同居生活をしていけばいつか週刊誌に撮られる、それをされれば理佐の活動に支障が出る、これは最前の選択なの」
理佐「私は美羽が居なくなるぐらいなら芸能活動引退します」
美羽「理佐さん」
私は必死に話していたせいで美羽の声が聞こえていなかったのか肩をポンとされ、美羽の方に目を向けると優しく微笑んでくれた
美羽「今日私は理佐さんの家を出て行きます」
理佐「嫌だよ……」
マネ「ありがとうございます」
美羽「理佐さんは私がいなくても藤吉さんや小林さんがいます
私がいなくなっても頑張ってくださいね、今までありがとうございました」
美羽はお辞儀をした後私にニッコリ微笑んでくれ、その日から美羽の姿を見なくなった
理佐「私はこれからどうしていけばいいの……」