夏鈴side
今日は保乃達が来るのでお昼を一緒に食べようと思ったのだが……
保乃「夏鈴ちゃんどうしたの?」
夏鈴「お昼の食材足りると思ってたら足りない物出てきちゃった」
保乃「え!!!やばいじゃん!!!」
夏鈴「これ無いと美羽ご飯食べないんだよ」
保乃「買いに行きたいけどお互い手離せないしね〜」
夏鈴「どうしよ〜」
ひかると天と麗奈は今違う買い物を行ってくれていて今家には美羽達ちびっこ組しかいない
夏鈴「私行くよ」
保乃「こっちは任せて」
流石にちびっこ組におつかいを頼む訳にはいかないので私は中途半端になっている料理を保乃に任せて準備をしようとした時……
美羽「おねぇちゃんどうしたの?」
夏鈴「ちょっとお買い物してくるから待っててくれる?」
美羽「みうもいく!!」
夏鈴「いや、美羽は瞳月ちゃん達と遊んでな」
美羽「それならおねぇちゃんもほのちゃんとおりょうりしてないとだよ!!」
夏鈴「そうだけど……」
美羽「みうがかわりにおかいものしてきてあげる!!」
夏鈴「え?」
美羽「いく!!」
夏鈴「く、車とか怪しい人とか外は危ないよ」
美羽「みうできるもん!!!」
私にドヤっとした顔で言ってくるがこっちは心配でしょうがない
保乃「夏鈴ちゃんこっち来て」
夏鈴「あ、うん」
保乃に呼ばれて、今の事を話、どうするか決めた
保乃「じゃあ美羽ちゃんお買い物行ってきてくれる?」
夏鈴「私ちょっと準備してくる」
私は十分ぐらいな防備を準備した
保乃「じゃあこのメモ通りに買ってきてくれればいいからね」
美羽「うん!!」
愛季「みうどこいくの?」
美羽「おかいもの!!」
瞳月「わたしもいきたい!!」
優「わたしも!!」
麗奈「みうといきたい!!」
保乃「瞳月ちゃんと優ちゃんと麗奈ちゃんは私のお手伝いしてくれる?
そしたら美羽ちゃんがお菓子買ってきてくれるから」
瞳月「する!!!」
優「お菓子の為に頑張る!!」
麗奈「みうがんばってね」
美羽「ありがとう、ナデナデ」
夏鈴「美羽こっちおいで」
美羽「うん!!」
夏鈴「買った荷物を持つのは大変だからこのバックに入れること」
美羽「うん!!」
夏鈴「この黒猫のお財布の中にお金っていうのが入ってるからこれで払うこと、後ずっと首から下げておこうね」
美羽「ねこさん!!」
夏鈴「愛季ちゃんとかいるけど困った時は周りの人に声掛けようね
美羽「うん!!」
夏鈴「このお約束ちゃんと守ってきてください、約束だよ」
私が小指を出すと美羽はそれに自分の小さい小指を絡ませてきた
美羽「おやくそく!!」
夏鈴「行ってらっしゃい」
美羽「いってきます!!」
愛季「みう〜いこ〜」
美羽は愛季ちゃんと手を繋いでお買い物に行った
保乃「何寂しい顔してるのよ笑」
夏鈴「してないし!!」
保乃「早く準備始めるよ」
夏鈴「うん」
少し心配の気持ちがあったが私は保乃と料理の準備を始めた










??side
あ、私はある人の恋人です
夏鈴ちゃんではありません、夏鈴ちゃんの先輩です
今日は美羽ちゃんがおつかい行くので尾行してくださいと頼まれたので今している
美羽「このカフェのおかしをかってきてほしいって、あとおいもとおだんご
愛季「おだんごあいりすき!!」
美羽「じゃあおだんごかいにいこう」
なんか凄く可愛くて写真を撮りたくなって撮っているとなんか感じられない殺気を感じて寒気がした
??「多分寒気が起きたのって夏鈴ちゃんだよね」
その後も危ない場面もあったがまずは甘味屋さんに行ったり、美羽ちゃんが好きなじゃがいもとさつまいもと里芋を買った後最後の目的地に行こうとした時事件が起きた
美羽「カバンおもたいよ〜」
愛季「あいりがすこしもつよ」
美羽「ありがとう」
愛季ちゃんのカバンに少しだけ荷物を移そうとした時
ゴロゴロ
お芋達が転がって行ってしまった
美羽「おいもさん!!」
愛季「みう!!」
美羽ちゃんは無我夢中になって芋を追いかけに行った先が横断歩道な事を思い出し私は猛スピードで走った
??「美羽ちゃんストップ!!」
美羽「!!」
美羽ちゃんはギリギリお芋をキャッチした後私は抱き上げ轢かれずにすんだ
??「ギリギリセーフ」
美羽「りさちゃん!!」
自己紹介が遅れました
私は渡邉理佐といいます
美羽ちゃんがこれから行くカフェの店長をやっています
偶に夏鈴ちゃんがアルバイトしに来ています
美羽「なんでここにいるの?」
理佐「あ〜、散歩してる時に丁度美羽ちゃん達を見かけてね」
美羽「なるほどね!!」
理佐「美羽ちゃんこそ何してるの?」
美羽「おつかい!!」
理佐「そっか、じゃあ頑張ってね」
美羽「うん!!」
美羽ちゃんはルンルン気分で愛季ちゃんの元に戻り、カフェの方面に行き、すると……
美青「みう?」
美羽「みお!!」
由依「お、美羽ちゃん来たね」
美羽「ゆいちゃん!!」
由依「夏鈴ちゃん〜」
美羽「!!おねぇちゃんいるの!!」
夏鈴「おつかいありがとうね」
美羽「うん!!みうちゃんと出来たよ!!」
由依「そんな美羽ちゃんと愛季ちゃんに私からプレゼント」
美青「よかったね!!」
美羽「うん!!おねぇちゃんかえろ!!」
夏鈴「分かったから笑由依さん達も是非来てください、理佐さんも〜」
理佐「いいの?」
夏鈴「今日お世話になったので」
理佐「じゃあお邪魔しようかな」
美羽「みおいこ!!」
美青「あいりも!!」
愛季「うん!!」
3人は先に手を繋いで行ってしまうので私達も後を追い掛けるように追いかけた
夏鈴「ありがとうございます」
由依「美羽ちゃんって本当に良い子だよね」
夏鈴「私もそれビックリしてます」
理佐「夏鈴ちゃんの面倒見がいいお陰ですね」
夏鈴「でも、今日のお使いで分かりましたかも」
由依「え?」
夏鈴「いつか美羽が自分の元から離れると思うと私の方が大人じゃないのかなって思います」
ずっと美羽ちゃんのそばにいるからこその意見なんだということが分かった
由依「それまで見守ろうよ」
夏鈴「そうですね、今日はありがとうごさいました」
美羽ちゃんには夏鈴ちゃん、夏鈴ちゃんには美羽ちゃんしかいないんだなって私と由依は後ろから2人の姿を見届けた