夏鈴side
大会の要望を村山の親のサイトに送信すると……
夏鈴「皆!!」
美青「なんですか???」
夏鈴「村山が大会参加だって」
ひかる「やったね!!」
天「これで連れ戻せるかも」
瞳月「もう少し練習量増やしませんか?」
夏鈴「今回私に策があるからひかると天に任せてもいい?」
美青「手伝える事があったら手伝います」
夏鈴「ありがとう、じゃあ他のやつは練習してて」
「「「「「「はい!!!」」」」」」
私は的野を連れて自分の仕事部屋に来た
美青「ここって藤吉さんの仕事部屋ですか?」
夏鈴「そうだよ」
的野に資料の整理をしてもらおうと思って話しながら進めて行った
美青「美羽の部屋にいるみたい」
夏鈴「そうなの?」
美青「はい、美羽と寮の部屋とか一緒だった時置く物とかシンプルでしたから」
夏鈴「村山と的野って仲良しだよね」
美青「そうですね」
夏鈴「羨ましいよ」
美青「美羽が由依様の家に仕える時に別れ際に言ってくれたんです」
夏鈴「え?」
美青「美青は永遠に私のライバルだって笑御三家に選ばれるように2人で頑張ろって言ってくれたんです
入学した時に1人だった私にも声掛けてくれたのも美羽だし
だから私は助けたいんです」
今まで村山の事を同期から聞いた事が無かったのでこうやって聞くとなにか来るものがある
夏鈴「必ず助け出そうね」
私は的野に拳を出すと恥ずかしそうに答えてくれた
夏鈴「出来た」
美青「完璧ですね」
夏鈴「これがあれば絶対大丈夫」
私は明日に備えて準備を始めた










美羽side
「準備は出来たのか?」
「私達今日の試合楽しみにしてるから」
美羽「必ず結果を残します」
「小林由依との接触は避けろ、藤吉ってやつには多めに見てやるが小林由依はダメだ」
美羽「分かりました」
「絶対ランクを上げて必ず貢献しろ」
美羽「頑張ります」
由依様に会えると思っていたら会えなくて残念だけど、もしもの場合由依様に危害があったら私は耐えられないので我慢した
会場に着き、私はとりあえず親と別れ待機場に向かおうとすると……
夏鈴「村山、、、」
懐かしい声の方を見ると藤吉さんと、、、
由依「美羽……」
美羽「由依様……ごめんなさい
本当は嬉しいのに会ってはいけないって言われてるのを思い出し私は走って部屋に向かった
夏鈴「村山、久しぶり」
美羽「お久しぶりです」
夏鈴「今日の大会はお互い頑張ろうね」
美羽「は、はい?」
夏鈴「じゃあ健闘を祈る」
その言葉を残して藤吉さんは部屋を出ようとした時……
夏鈴「会えてよかった」
私はその言葉を聞いた瞬間涙が出そうになったが私は……
美羽「私もです!!」
藤吉さんはその言葉を聞いたあと部屋から出ていった
美羽「由依様にも会いたいな……」




人気である未熟な君はあと2話でくらいで終わります
最後までお楽しみ〜