理佐side
朝いつもより少し早く起きてしまった
理佐「私は今日の試合で全てが決まる」
少し力が入ってしまうが私なら大丈夫と言い聞かせて準備を始め、ひかるの親に優の事を預けて私は友梨奈達のところに向かった
理佐「おはよう」
友梨奈「ちょうど良かった、早く中行くよ」
理佐「緊張するね」
友梨奈「私もするよ、理佐はもっとしてるか笑」
理佐「私今日の試合絶対勝ちたい」
友梨奈「勝つのは当たり前だよ」
改めて友梨奈の背中を見ると凄く大きくて私には無いものがあった
ガチャ
「「「おはようございます」」」
友梨奈「おはよう、スタメン発表するから」
「「「「はい!!」」」」
友梨奈「4番平手友梨奈
5番 渡邉理佐
6番 森田ひかる
7番 藤吉夏鈴
8番 土生瑞穂
これで行く
いつものメンバーだからって気を抜かないように 」
理佐「ふぅー」
ひかる「理佐、頑張ろ」
夏鈴「勝てるさ」
友梨奈「行くぞ」
土生「勝ち取りに行くんだから」
理佐「私が最強だ」
コートに向かうと櫻坂46の皆さんが居た
そこには昨日見た由依さんとは違ってかっこよく見えた
理佐(今日も可愛いな)
ガン見していると目が合い、ウィンクをされ私の顔は赤くなったのがわかった










由依side
理佐ちゃんが戦う会場に来ると沢山の観客の人がいた
由依「今日の大会って凄いやつなの?」
保乃「知らないんですか!!」
由依「知らない」
保乃「今日はこの前の大会で優勝した高校と外国人選手が対決するんですよ!!」
天「毎年この大会凄いらしいよね」
由依「じゃあ見るの楽しみかも」
天「まずは私達の曲披露からですよ」
麗奈「由依さんセンターなんですから頑張ってください」
由依「分かってるよ笑」
「櫻坂46の皆さんお願いします」
私達が披露する曲は理佐ちゃんと初めて会った時に披露したBANだ
披露が終わり、理佐ちゃんの方を見ると目が合い優しく微笑んでくれた
安心しきっていると外国人選手が……
「キミカワイイネ、ワタシキミノコトスキニナッチャッタ」
下手な感じの日本語喋りながら私に近づいてきて怖いなと思っていたら……
理佐「この人はダメですよ」
「ナンデキミガハイッテクルノヨ」
理佐「なんでってこの人は私の大切な人だからさ」
「ジャアワタシガカッタラコノヒトクダサイ」
理佐「分かった、でも由依さんを思う気持ちは私の方が勝ってるからね」
理佐ちゃんはドヤ顔をしながら私にバックハグをして外国人選手の事を煽り散らかしていた
「ゼッタイテニイレル」
理佐「私達が絶対に勝つんだ」
その会話をし理佐ちゃんはベンチに戻り試合の準備を始めた
由依「理佐ちゃん絶対に勝ってね」
そう願っていると試合がスタートした