理佐side
大会前日まで練習を休む事が出来たので今日は練習に参加をしようと思い着替えていると
友梨奈「今日から参加するんだよね」
理佐「うん、だいぶ体調も良くなったから」
ひかる「無理だけはしないで」
理佐「ありがとう」
私はみんなと話しているとある疑問が頭に浮かんだ
理佐「そういえばあの時私保乃の事誘ってないのになんで居たんだろ?」
夏鈴「確かに言われてみればそうだね」
友梨奈「私が誘った」
理佐「え?」
友梨奈「私が保乃の事誘った」
夏鈴「いつから仲良かったの?」
友梨奈「高一ぐらいから喋って1ヶ月前ぐらいに付き合う事になったよ」
ひかる「え!!!!!」
友梨奈「3人も早く告白しないと気持ちハッキリしないよ」
ひかる「私はもう告白して付き合ってます〜」
夏鈴「私も頑張って告白した」
理佐「え?私だけ?」
友梨奈「ヘタレ理佐ちゃん早く告白しなさい」
理佐「でも私でいいのかなって思っちゃう」
友梨奈「え?
理佐「確かに由依さんの事は好きだけど私には勿体ない人だよ
一般人とアイドルが付き合うなんてやっぱりダメなんだよ」
友梨奈「確かにその考えはあるかもな」
ひかる「とりあえず練習終わったらもう1回話そ」
夏鈴「明日大会だしさ」
私の不安を皆に話して中途半端な感じに練習が始まった













由依side
レッスンが終わり、保乃が忙しそうにしているので声(かけてみた
由依「何かあったの?」
保乃「あのバスケバカが優ちゃんのお迎え行かないでずっと待たせてるらしくて」
由依「なんか理佐ちゃんらしいかも笑」
保乃「私急いで行きます」
由依「私も着いて行っていい?」
保乃「助かります、一緒に行きましょう」
私も急いで着替えて保乃と一緒に優ちゃんのお迎えに行くとちょっと寂しい顔をしている見えた
由依「優ちゃん〜」
優「ゆいちゃんにほのちゃん!!!」
保乃「おいで〜」
優 ギュ
やっぱり慣れている保乃に抱きつくなんて当たり前だよね
保乃「本当にごめんなさい、理佐バスケの練習が終わらないらしくて」
先生「大丈夫ですよ笑理佐ちゃんの事なんですから時間に来ない時ぐらい何してるか分かりますし笑
さっき電話貰ってたので」
保乃「先生には連絡して私には連絡無しかい!!!」
先生「忙しそうでしたよ、この大会に命掛けますって言ってたので笑」
保乃「そうなんですね」
先生「じゃあ優ちゃんも寝ちゃったのでまた明日お待ちしてます」
保乃「ありがとうございました」
保乃と一緒にお辞儀した後理佐ちゃんの元に向かった
保乃「由依さんって理佐の何処が好きなんですか?」
由依「優しくて、自分よりも相手の事を優先してくれるところかな
助けてもらった時に一目惚れしたの」
保乃「理佐って昔凄く臆病で親の言う事を何でもハイハイ言っちゃう人だったんです
親が怖いから言う事聞かないとっていつも私に言って泣いてた人がこんな綺麗な人に好かれるなんて凄いわ」
由依「私は理佐ちゃんと付き合えなかったらアイドルやっていけないと思うんだよね」
保乃「理佐凄いの抱えてるんですね笑」
そんな話をしていると理佐ちゃんがいる体育館に着いた
保乃「入ってみますか?」
由依「うん」
友梨奈「あれ?保乃?」
保乃「友梨奈!!!」ギュ
由依「優先ちゃん起きちゃうよ」
理佐「あれ、由依さんも来てくれたんですか?」
保乃「理佐!!!」
理佐「ビグッ、な、なに?」
保乃「優ちゃんのお迎えはしっかりやりなさいって言ったよね?これで何回目?」
理佐「今日は本当にごめん、まじでこれには理由があるんだよ!!」
ひかる「私達が押し付けたので許してあげてください」
夏鈴「理佐が進む第1歩になるので」
友梨奈「私からもお願い」
保乃「友梨奈のお願いならいいわ、優ちゃんのお迎えはもっと早く言って分かった?
理佐「分かりました」
麗奈「そんなに怒らなくてもいいのに笑」
天「私達も迎え行けば良かった」
由依「麗奈に天!!」
ひかる「じゃあ私達は帰るので理佐とゆっくり帰ってください」
保乃達は私に気を使ってくれたのか帰って行った
理佐「優のお迎えありがとうございました」
由依「私は着いて行っただけです」
理佐「凄く助かりました」
由依「明日大会だね」
理佐「勝てますかね」
由依「私オープニングを飾るからね」
理佐「本当ですか!!!」
由依「うん、理佐ちゃんが少しでも勝てるように私全力で踊るね」
理佐「ありがとうございます」
その後少し無言の間が続き、普通は私が理佐ちゃんを送るのに理佐ちゃんが私の家まで送ってくれた
理佐「今日ありがとうございました」
由依「明日頑張ってね」
理佐「頑張ります」
そう交した会話で私は玄関に入ろうとした瞬間……
理佐「小林由依さん!!!」
由依「え?」
理佐「明日は私貴方の為に戦います、明日勝てたら伝えたいことがあるので試合を見る時は私だけを見ててください
恥ずかしそうに言ってる理佐ちゃんにまたもやときめいてしまい
由依「分かった!!理佐ちゃんだけを見てるね」
理佐「ありがとうございます、じゃあおやすみなさい」
満面な笑みを私に見せたあと理佐ちゃんは少し早足で帰って行った
由依「明日楽しみだな〜」