夏鈴side
1つのサイトをリンクしたらまさかの情報が沢山出てきた
天「会社が倒産、海外逃亡の可能性アリ」
夏鈴「これってかなりヤバない」
美青「どうなったんですか!!!」
夏鈴「この情報って正確なの?」
麗奈「あれにかけてみます」
小田倉の特別な検査キットで調べてみると…
麗奈「これは本当です」
天「いつ海外逃亡してもおかしくないって事ね」
夏鈴「時間の問題との戦いなんだね」
由依「その話って本当なの?」
夏鈴「由依様!!!」
由依様に内緒で調べていた村山捜索計画がバレてしまった
由依「私美羽を取り戻したい」
夏鈴「この計画に由依様は危ないです、今回は私がクビになっていもいい覚悟なので引いてください」
ひかる「夏鈴……」
由依「じゃあ必ず私の前に美羽を連れて来なかったら夏鈴貴方クビにするから
私にはあの未熟な君が必要なんだから」
夏鈴「ありがとうございます、必ず連れて帰ってきます」
由依様は満足したのか部屋から出ていった
天「あんな賭けをして何してるの!!!」
夏鈴「賭け?笑わせるな」
ひかる「はい?」
夏鈴「私達はもうこの勝負に勝てるんだよ、この計画を使っていけばいける」
私は皆に計画を説明した
美青「この作戦いけますかね」
夏鈴「絶対行ける、収集かければきっと引っかかるからお願い
またこの大会を開催するぞ
ここにいる10人が強くなって村山を最下位にしてあの家から出るって事を取る
そうすればルールは変えることは絶対はしないから」
ひかる「ルールは大会当日にならないと公開されないもんね」
夏鈴「それを使う、この大会は見習い執事は絶対参加だから参加しない方が危ないからさ
だから絶対やるぞ」
一か八かのこの作戦に皆はさっきの死んだような顔を見せず訓練に取り掛かって行った












美羽side
暗い部屋にいると久しぶりに親がこっちに来た
「お前宛に大会の要望だとよ」
美羽「え……」
「勿論不参加にしようと思う」
私はこれがあれば由依様や藤吉さんに会える事を確信した
このチャンスはきっと向こうの人達が作ってくれたんだ
美羽「参加したいです」
「何言ってるんだ」
美羽「2人に仕えるのに最低ランクだったら嫌でしょ?
だから2人のためにもランクを上げたいです」
「それはお前の本心か?小林由依に会いたいからだとか腐った理由じゃないだろうな」
美羽「違います、私は頑張ってランクをあげたいんです」
私はちょっと睨みを付けた感じで親を見た
「じゃあ条件だ」
美羽「はい」
「もし上がれなかったらお前は殺す、いいな」
美羽「分かりました、絶対に上がります」
私は頑張って親を説得して大会に出る事が出来た
美羽「藤吉さんありがとうございます
私は必ずお2人に会いに行きますから」
届く事なんて無いのに私は声を発して言った