夏鈴side
私には普通の生活とは違う日常を送っている
ボコッ
ガコッ
天「2度と顔見せんな」
夏鈴「終わった?」
天「終わったよ〜」
夏鈴「怪我してるよ」
天「このぐらい平気」
夏鈴「絆創膏貼ってあげる」
今私に絆創膏はられてるこの子は私の幼なじみの山崎天
中学の頃に私とは違った道を歩み始めたが私の前では無邪気で可愛い子だ
私はそんな天に憧れているし、恋心を抱いている
夏鈴「貼れたよ」
天「ありがとう〜」
夏鈴「じゃあ学校行こっか」
天「急ぐと転ぶからね」
夏鈴「急がないと遅れちゃうから、キャ」
天「ほら、言ったのに笑」
夏鈴「うるさい!!!///」
天「はいはい、ポンポン」
夏鈴「冗談抜きで早く行くよ!!」
天「は〜い」
私は顔を赤くしながら走って学校に向かった
天「全然間に合うやん〜」
夏鈴「私1人で来たらもっと余裕でした〜」
ひかる「朝からイチャイチャしないでくださーい笑」
夏鈴「してないから!!!///」
天「保乃は?」
ひかる「あのおバカは知りません!!」
夏鈴「保乃は多分もうすぐ来るでしょ」
天「え、なんで分かるの?」
夏鈴「待っててみ」
ガラガラ
保乃「ま、間に合った ハァハァ」
夏鈴「ほらね」
天「ほんとだ笑」
保乃「ひぃちゃんなんで起こしてくれなかったの!!」
ひかる「寝坊助なんて知りません!!」
保乃「そんな〜」
天「夏鈴?」
夏鈴「ん?」
天「2人のこと気になるの?」
夏鈴「ううん、朝から元気だなって思って」
天「元気なのはいい事でしょ〜」
夏鈴「私は朝から喧嘩野郎に困ってましたけどね〜」
天「私は朝から夏鈴と登校出来て嬉しいのに〜」
夏鈴「///」
天「照れてる?」
夏鈴「照れてないわ!!馬鹿」
私は天の肩を1発叩いた後自分の席に座った
天「可愛すぎるだろ///」
天side
私は夏鈴とは別の世界を生きているが喧嘩をしている理由はちゃんと正当な理由だ
それは未だに夏鈴に言ったことは無い
だって私は夏鈴の事が小さい頃から好きだから
保乃「何眉間にシワ寄せてんの笑」
天「保乃か…」
保乃「私で悪かったですね〜」
天「保乃は私と同種の人間だけどどうやってひかると付き合ったの?」
保乃「私は真っ直ぐひぃちゃんに想いを伝えただけだよ
だって好きな人って誰にも取られたくないじゃん」
私は最後の保乃の言葉が凄く共感出来た
天「確かに言われてみればそうかもしれない」
保乃「天ちゃんも真っ直ぐ夏鈴ちゃんに想いを伝えたらいいと思うよ
後喧嘩は程々にね」
天「分かった、ありがとう」
そんな話をしていると後輩である美青が息を切らしてこっちに来た
美青「天様!!保乃さん!!」
天「どうした?」
美青「ひかるさんと夏鈴さんが誘拐されました」
天「え…」