瞳月side
美羽が捕まった事を放送で知り私達は焦りと怖さが今までより増してきた
だけど私達は門の前に来ていた
瞳月「門の前まで来たけど開きそうに無いね」
優「なんで開かないんだろうね」
2人で悩んでいると受け付けの人が声をかけてくれた
受付「どうしました?」
瞳月「ゴールに来たんですけど出れないなと思いまして」
受付「少しお待ちください、ピエロの皆さんに捕まらないので安心してください」
優「ありがとうございます」
優と近くのベンチに座って待っていると受付の人がこちらに来てくれた
受付「もう少ししたら係の人が来てくれ開けてくれるのでお待ちください」
瞳月「分かりました」
受付「待っている間これでも飲んで休んでてください」
ジュースを渡してくれて私達はそれを飲んで待っていると熊のお面を被った見覚えの人が来た
🐻‍「ゲームクリアありがとうございます」
瞳月「ありがとうございます」
🐻‍「もう1つ提案があるのですがやられますか?」
優「提案?」
🐻‍「貴方達の同期である村山美羽さんは今の所ゲームが終わるまで牢屋に入れられております」
その人はタブレットに写してあるのは犬の仮面を被った人に牢屋に入れられている美羽が居た
優「美羽!!」
🐻‍「今から私と1ゲームやって、勝ったら村山美羽さんを解放します
負けたら貴方達2人だけを解放します」
瞳月「やる?」
優「賭けに勝てば美羽も一緒に出れるかもなんでしょ、ならやるかも」
🐻‍「どうしますか?」
瞳月「やります」
🐻‍「じゃあゲームを始めましょう」
私達は1つの賭けに乗り、美羽を解放出来るチャンスを絶対に物にしようとした












優side
あの人は向こう側にいる犬の仮面を被った人と話した後私達の方に来た
🐻‍「どちらがゲームに参加しますか?」
優「私で」
🐻‍「じゃあ私と勝負をしましょう」
優「なんの勝負ですか?」
🐻‍「ダンス対決です」
優「ダンス?」
🐻‍「貴方達2人は3期生の中でもトップレベルにダンス技術が上手いことを小林由依さんから聞きました
このバンドを腕に着けて頂き、曲が流れお互い踊っていきバンドの審査アプリで採点してもらい、高かった方の勝ちです
では、準備が出来たら教えてください」
瞳月「優大丈夫?」
優「ふぅ〜、大丈夫絶対美羽を戻してみせる」
瞳月「信じてるからね」
優「ありがとう、チュ」
瞳月「///」
優「準備完了しました」
あの人はバンドを渡してくれ腕に着けた後1呼吸置き勝負を始めようと声をかけた
優「やります」
瞳月「優……」
🐻‍「じゃあ始めます」
.・*’’*・.♬.・*’’*・.♬
少し緊張していたが瞳月の笑顔を見て私に少しだけ自信湧きいつも通りのダンスを踊り始めた
瞳月「あのダンスって……」
🐻‍「やりますね」
優「負けない」
仮面の人のダンスは見た事ある
まるでセンターの人のダンスに似てた
そんな事を考えながら踊り、曲が終わると採点アプリが起動して採点されていき、点数は……
🐻‍100
優85
圧倒的な強さだった
優「ごめん美羽……」
🐻‍「いい勝負だったよ、じゃあゲーム終了で2人は解放しますので鍵開けますね
瞳月「落ち込まないで……」
🐻‍「開けました」
優「ありがとうございました」
🐻‍「またのご来店お待ちしております」
瞳月「また後で、るんさん」
🐻‍「……っ」
瞳月の言った言葉で熊の人は少し動揺しているのを見て私は少しだけある人なんだということが分かった
あの人は













森田ひかるさんだ……











「山下瞳月さん、村井優さんはゲームクリアしましたので解放となりました
後の皆さんも頑張ってください