ひかるside
一軍メンバーの発表があり、体育館に向かって練習を行う事になった
土田「一軍のメンバー集合」
「はい!!!」
一軍の皆さんが集合した時に感じた圧はやっぱり本物だった
土田「じゃあ一軍に上がってきたもの自己紹介していけ」
天「山崎天です、ポジションはCです、よろしくお願いします」
遥香「賀喜遥香です、ポジションはPGです、よろしくお願いします」
さくら「遠藤さくらです、ポジションはSFです、よろしくお願いします」
夏鈴「藤吉夏鈴です、ポジションはSGです、よろしくお願いします」
ひかる「森田ひかるです、ポジションはPFです、よろしくお願いします」
土田「じゃあ自己紹介も終わった所で軽くアップをして試合やるから」
麻衣「部長の白石麻衣です、今この時点で肝に銘じて欲しいことがあります」
ひかる「なんだろ?」
友香「それは勝利のために試合に望むこと、勝つこと以外認められてない」
天「すごいね」
飛鳥「勝ち以外認めないから」
菜緒「早く実践形式やりましょうよ」
麻衣「じゃあアップ始めるから並んで」
由依「ひかる、ちゃんと着いてきなよ」
ひかる「分かってるよ」
天「この人は?」
ひかる「私のお姉ちゃん」
由依「ひかると仲良くしてあげてね」
天「もちろんです」
麻衣「じゃあシュート連続10本入れた人から一休みしてください」
部長さんの合図でシュート練が始まり一休みする人が多くなってきたころ私も終わった
ひかる「つ、疲れた」
さくら「お疲れ様」
ひかる「ありがとうございます」
さくら「同じ学年だからよろしくね?」
ひかる「うん、よろしくね」
友香「話してる所ごめん、ポジションとか作戦練ったりしてもらっていい?」
夏鈴「分かりました、ポジションは誰も被りないから大丈夫だよね」
ひかる「ちょうどいいね」
遥香「状況を判断しながら私がパス回すから皆でシュート決めてもらってもいい?」
天「いいよ、絶対勝とう」
さくら「ひかるちゃん大丈夫?」
ひかる「何とか大丈夫だよ、皆凄いね」
夏鈴「私達も結構きついよ笑」
遥香「でも、全員でスタメンに入れるように頑張ろう」
ひかる「うん!!」
麻衣「じゃあ試合始めるよ〜」
土田「じゃあ試合始める」
それを合図に監督はボールを投げ天ちゃんと友香さんがジャンプした
友香「私の勝ちだね」
天「う、うそ……」
先にボールを持ったのは先輩方だった
菜緒「じゃあ少しだけ試させて貰うね」
遥香「負けませんから」
小坂先輩と遥香ちゃんは凄い接戦をしているが軽く抜いてしまい飛鳥先輩にパスが回った
飛鳥「私を楽しませてくれるかな〜」
さくら「ま、負けません!!」
飛鳥「弱虫~」
シュッ
パッサ
飛鳥「私の勝ち〜」
さくら「ご、ごめんね皆」
ひかる「大丈夫だよ!!」
夏鈴「切り替えていこ」
天「後ろは私に任せて」
遥香「皆で協力していこ」
さくら「ありがとう」
少しだけチームの雰囲気も変わり、天ちゃんが遥香ちゃんにボールを渡し、スタートして行った
遥香「次は負けませんよ」
菜緒「勝負や!!」
遥香ちゃんはドリブルをするが抜く事が出来ないので私はヘルプに行った
ひかる「へい!!」
遥香「ひかるちゃん!!」
ひかる「ありがとう」
私は遥香ちゃんからパスを貰った
友香「ゆいぽんの妹の力見せてもらうよ」
ひかる「私は負けない」
頑張って抜こうと思うが抜けずにいると一瞬の隙を見せてきた
ひかる「隙は見せない方がいいですよ」
友香「う、うそ!!」
私は抜きシュート決めた
ひかる「やった!!」
天「ひかる、ナイス」
天ちゃんと拳を交わした
ひかる「絶対に勝つよ」
夏鈴「私もシュート打ちたい」
さくら「ミスは必ず巻き返す」
遥香「いい所にパス入れてあげるから」
まだ会ったばかりなのにこんなに皆で一致団結出来るのはただ1つ
皆バスケが好きだからだ……