理佐side
由依「え、、」
理佐「話聞いて貰っていいですか?」
由依「私でいいの?保乃とかの方がいいんじゃない?」
理佐「私は由依さんに聞いて欲しいんです」
由依「聞くよ」
理佐「私はお母さんの事が大好きでした、でもお母さんは病気でずっと病院生活を送っていました、お母さんは病院にいるので家で自分が何しているのか分かっていないことをいい事にお父さんから沢山の英才教育など色々な事をされていました
でも英才教育などに飽き飽きしていた時に助けてくれたのがバスケでした、バスケやっている時で何も考えなくて良かったんです、幼なじみである保乃と毎日のようにバスケをやっていました、クラブチームに入って沢山の人と協力する楽しさを知りました
でも、ある出来事から私の人生は大きく変わりました」
由依「ある出来事?」
理佐「それはクラブチームの決勝戦で負けた事です」
由依「それが何と関係があるの?」
理佐「勝つ事が全てのお父さんにはそれが一番のショックでした
その後から凄い厳しい指導を受け、勉強とスポーツで負けた事はありませんでした、それはお母さんが褒めてくれたから頑張れたのにその1週間後優を妊娠した後この世を去りました
その時沢山泣きました、でもお父さんの目には涙の1つも流していなかったんです
私はその時お父さんに憎しみと怒りが湧いてきてその日から別々に暮らし1人暮らしをしようとしましたが優は私は置いて行けなかつたのであの日から2人で暮らしてます」
由依「大変だったんだね」
由依さんはその言葉言いながら抱きしめてくれた
由依「私はそんな言葉を聞いても理佐ちゃんを嫌いになる事なんて無いよ、今度理佐ちゃんがバスケしてるところ見たいな」
理佐「私のバスケを見ていい事は無いですよ」
由依「好きな人がバスケやってるのを見ないわけないじゃん」
理佐「ライブのチケット貰ったお返しに今度の大会見に来てください、いい席案内します」
由依「その為に私もレッスン頑張るね」
理佐「頑張ってください」
由依「この流れで言うのはあれだけど私本気で理佐ちゃんの事好きなの、付き合って」
理佐「ダメですよ、この関係で付き合ったら」 
由依「私理佐ちゃんと付き合えないならアイドル辞める!!!」
理佐「え!!!」
由依「付き合って!!」
理佐「まだ私の覚悟は決まってません、私が今度の大事な大会で優勝したら覚悟決めます」
由依「それまで応援してるからね」
理佐「お互い頑張りましょうね」
その約束をした後由依さんは帰った










由依side
「3人とも凄いダンスにキレがあるね」
由依「ライブ凄い楽しみにしてるので」
保乃「理佐ちゃんですか〜」
由依「そうだよ〜」
保乃「今度のライブ見にくるんですよね」
由依「ひかるちゃんと夏鈴ちゃんも来るんだもんね」
麗奈「え!!、頑張ろ〜」
天「絶対成功させよ」
由依「絶対いい所見せる」
「じゃあ休憩終わったらレッスン再開するよ」
由依「3人とも頑張ろ」
「はい!!」
その後も辛いレッスンは続いたが理佐ちゃんが見てくれると思うとやる気が出る












理佐side
由依さんに誘われたライブに今日は行くために服装をひかる達と整えている
ひかる「今日皆でセンター分けしていかない?」
理佐「いいよ」
夏鈴「私やったこと無いんだよね」
理佐「じゃあ私がやってあげるよ」
ひかる「私のもやって〜」
理佐「やってあげるから洗面所からワックス持ってきて」
夏鈴「分かった」
夏鈴がワックスなどを持ってきてもらい髪の毛のセットをしてライブ会場に向かった
理佐「でっかいね」
ひかる「櫻坂さんってこんなに人気があるんだね」
夏鈴「今度ちゃんとテレビ見よ」
感心しながら会場に入って由依さん達が用意してくれた席に座った
理佐「ここって関係者席だよね」
夏鈴「普通の席で良かったのに」
ひかる「でもこんなに近くで麗奈ちゃん達を見れると思うとワクワクするね」
理佐「由依さん……」
夏鈴「誘ってもらったんだから思いっきり楽しも」
ひかる「そうだね」
ひかるの話が終わると同時にライトは消え、ライブが始まった
天「お前ら〜!!!盛り上がる準備出来てんのか〜
山崎さんの煽り?は会場がザワつくほど凄いものだった
その後もライブが続きふと、由依さんと目が合い気づいてたのかウィンクしながら微笑んでくれた
その後も夢中になりながらライブに幕を閉じた
理佐「終わったね」
夏鈴「なんか凄かったね」
ひかる「2人が思ってるか分かんないけどまた来たいって思わなかった?」
理佐・夏鈴「思った」
ひかる「次は自分達でチケット取ろ」
理佐「うん」
夏鈴「このライブを見たから明日の試合は大丈夫そうだね」
理佐「余裕だ」
私達は帰る準備を帰ろうとしたら誰かに声を掛けられた
「渡邉様達でよろしかったですか?」
理佐「そうですけど」
「こちらにお越しください」
その人に着いていくと櫻坂さんの楽屋だった
理佐「私達入って良かったんですか?」
「お呼びしていたので」
由依「あ、理佐ちゃんだ!!」
麗奈「ひかるちゃん」
天「夏鈴!!」
3人は勢いよく走ってきて抱きついた
由依「来てくれたんだ」
理佐「楽しみにはしてたので」
由依「どうだった?」
理佐「また来たいって思いました」
由依「次もチケットあげるからね」
理佐「いや、今度はちゃんと私達3人でチケット取ります」
由依「え、ダメだよ理佐ちゃんには私の事を最前列に見てほしいし、ほかの女ともし絡んだら私ライブ所の話じゃないよ」
理佐「毎回貰ってたらほかのファンの人に申し訳ないですから自分で掴み取ったチケットで次から行きますよ、2人と一緒に」
由依「納得出来ないけど分かったよ」
理佐「ありがとうございます」
由依「楽しかったなら良かったよ」
理佐「とても楽しかったですよ、2人と終わった時話したんですけどバスケ以外に何も興味無かった私達に新しい発見をした由依さん達に感謝してます
ひかる「ほんとに今日はありがとうございます」
麗奈「絶対チケット取ってよ!!」
夏鈴「私達帰った方がいいですよね?」
理佐「確かに帰った方がいいよね、この後打ち上げあるだろうし私達は妹達がいるし」
由依「優ちゃん達は今日どうしたの?」
理佐「ひかるの親に預けてきました、でももうすぐ充電が切れる頃だろうから」
ひかる「また会いに来ます」
夏鈴「いつ会えるか分かんないですけど」
由依「それよりバスケの試合見に行かせてくれるんでしょ?」
理佐「あ、忘れてました」
由依「絶対見に行くからね」
理佐「来週土曜坂道体育館で決勝戦をやります、私達3人はスタメンで出ます」
ひかる「見に来るなら関係者席を案内しますから」
夏鈴「必ず勝ちますから」
麗奈「私も行きたい!!」
天「絶対勝ってね」
理佐「約束します」
由依さん達と約束した後楽屋を去った
理佐「ねぇ、ひかる、夏鈴」
ひかる「なに?」
夏鈴「ん?」
理佐「勝つ事以外考えたらダメだよ」
ひかる「そうだね」
夏鈴「いつも考えてないよ」
理佐「勝利事この世の全てだから」
由依さんたちのライブを見てより一層練習に力が入った