優side
私は入学した時から一目惚れした人がいる
瞳月「優?」
優「ん?」
瞳月「美羽が呼んでたよ」
この子が私が気になっている山下瞳月ちゃん
ダンス部で活躍していて普段とのギャップが人気である
私もその中の一人だ
優「どうした?」
美羽「今日ってバスケ部部活あるの?」
優「今の所無いよ、どうしたの?」
美羽「いや、何でも無いけど」
優「あ、もしかして愛季でしょ?」
美羽「ち、違うよ」
優「図星じゃん笑」
美羽「とりあえずそれが聞きたかっただけだから」
優「じゃあまた後でね〜」
美羽と話終わり私は自分の席に着くと瞳月がやってきた
瞳月「話し終わった?」
優「話し終わったよ、どうしたの?」
瞳月「ううん、なんでもない」
優「しーちゃんは今日部活なんでしょ?」
瞳月「さっき由依さんが部活無しって言ってたから無しになったよ」
優「ダンス部がオフなの久しぶりだよね、ダンス部全国レベルだし」
瞳月「バスケ部もでしょ笑」
優「ダンス部に比べたら下だよ」
瞳月「提案なんだけどいい?」
優「ん?」
瞳月「今日一緒に帰らない?」
優「え!!しーちゃん誘われるの始めて笑」
瞳月「そんな事言うなら帰らない」
優「ごめんって一緒に帰ろ?」
瞳月「いいよ、帰ろ」
しーちゃんと帰る約束をした後席に着いてしまった








放課後になり帰る準備してしーちゃんを探すとある先輩と話していた
由依「しーちゃん!!」
瞳月「由依さん」
由依「今日も可愛いね」
瞳月「そんな事無いですよ///」
照れてるしーちゃんを見て確信した
やっぱり噂は本当だったんだと……
私はこの空気が耐えられなくなり鞄を持って教室を出た
瞳月「ちょっと優!!」
私を呼ぶ声が聞こえたが私は無視してがむしゃらに走った
美羽「優?」
優「美羽」
美羽「どうしたの泣いて?」
私は美羽に言われるまで泣いてる事に気づかなかった
優「ちょっとあってね」
私は美羽に腕を引かれ抱きしめられた
美羽「話聞くよ」
優「いや、私とりあえず帰る」
美羽「じゃあ電話してくれれば聞くから」
瞳月「優……」
私は呼ばれた声の方に向くとしーちゃんがいた
優「しーちゃん」
美羽「後は2人で話な」ポンポン
美羽はこの場から去った
瞳月「先に行くからびっくりしたよ」
優「私と帰るよりもあの先輩と帰った方がいいかなと思って」
瞳月「由依さんとは帰らないよ」
優「だってあの先輩の事好きなんでしょ?
瞳月「違うよ、そんな事言うなら優だって美羽の事好きなんでしょ?」
優「美羽小さい頃からの幼なじみで好きな人いるよ」
瞳月「私だって由依さんのこと好きじゃない、好きなのは優なんだよ」
優「え、、、」
瞳月「私の事好きなら私と付き合って」
優「私もしーちゃんの事好き」
瞳月「やっと叶ったよ」
しーちゃんは勢いよく抱きついてきた
瞳月「私めっちゃ嫉妬深いし、めっちゃ重いよ」
優「私はそんなしーちゃんが好きだよ」
私たちの勘違いから生まれた恋こんなに素敵なものに変わったなんて誰も想像してなかったと思う