2012年9月29日
沖縄本島に最強の台風17号が襲来
その前にきた台風は
気象台に『最大級の警戒を』
とさんざん言われたものの
本島にはあまり被害はなかったので
今回の台風も大したことないと思っていた
29日は日勤だった私
暴風警報の中、軽自動車を走らせ職場へ
病院の駐車場に着いたものの
あまりの強風で車のドアが開かない
は
病棟に行きたくても行けない
車もガタガタ動いて横転しそう
恐くて夫に電話してしまう
それでもなんとかドアを開けて
何度か転びながら出勤
台風時は外来診療も予定のオペも休み
だから病棟は静かで落ち着いている
そんな中、急に病棟内で悲鳴があがる
なんと外で職員の車が数台転がり
横転した車が他の車にぶつかっていた
まるで映画のような光景
その近くでは患者を搬送した救急車が
あまりの強風で帰れずストップしたまま
この時、最大風速60mほどの猛烈な突風が吹いている
嫌な予感がしてその時住んでいた実家に連絡すると、長時間停電が続いてるだけて家族は無事だった
ニュースでは沖縄中の道路が冠水したり、大木が倒れたり、車が横転している様子が映し出される
もし仕事が終わって帰宅しても
道路が寸断されて車が進まないかもしれない
と思った私
夜勤スタッフの誰かが被災して人数が足りなければ残業しようと決めていた
がしかし、意外とスタッフは足りていたので
定時に仕事終わることができた
その後、同僚と駐車場に行くと
信じられない光景に多くのスタッフが
立ち止まり開いた口がふさがらない
なんと数台車は横転し、
病院の屋根瓦が飛び散り
それが多くの車の窓にぶつかり割れている
地面は瓦礫だらけで歩きにくい
運良くマイカーは無事なので
ゆっくり走らせて国道に出てみる
すると街路樹が倒れ、瓦礫だらけ
これでは実家に帰るのは危ないと思い
夫の実家へ避難
その翌日、実家に帰宅
なんと約3日間停電が続いた
この台風、ホントにやばかった
こんなに恐い台風は経験したことなかった
こんなに最悪な日勤は初めてだった
けれど、私や家族が無事だったことが本当に幸いだった