<長女の保育園の場合>


この4月から保育園 幼稚園 がスタートした皆様!

「保育園 幼稚園カルチャー」に慣れましたか?

今日は「こんなはずでは・・・」という皆様に

我が家の長女の保育園スタート生活をちょっとご紹介!!


長女は3才児クラスから入れました。

  理由としては・・・まず「3才神話」が大きかったですね。

  また、これ以上仕事にブランクをあけるのがこわかったのもあります。

  そして、年子の次女を抱えてイライラの毎日・・・
 
  このままでは、子供たちによくないと思ったのもあります。。。

  私としては「もう限界!!」というところだったのです。


  預けはじめも 泣くことなく 慣らし保育もうまくいき、

  仕事も順調に行き始めた頃・・・

  「保育参観」がありました。

  親はこどもからは見えないところから隠れての「参観」でした。

  そこで 彼女の保育園生活が必ずしもHappy ではないのかも・・・

  と 親としては とても不安になる状況を見てしまったのです。


  実は、その保育園は0か1才から入るお子さんばかりだったため

  3才児クラスの女の子は既にグループ化していました。


  娘はその年に入園した「たった一人」のこどもだったため

  何かにつけ「○○ちゃんは新しい子だから・・・」と呼ばれていたのです。


  また、2月の早生まれだったうえ、

  彼女の性格なのか、運動神経が鈍かったのか 自己主張できない子がったせいか

  理由はわかりませんが、

  ままごとや、ごっこ遊びで、

  4月や5月生まれの活発で賢いお友達から

   「私はお母さん。○○ちゃんはワンちゃんね!」

   「私は セーラームーン!○○チャンは 猫ちゃんよ!」と言われて

   「ワンワン」「ニャンニャン」と言わされていました(親にはそう見えたのですが・・・)

  先生も、わんぱくで手のかかるお子さんに手間取ってるようで、

  娘のように おとなしくて我慢している子については 気にも留めていないようでした。

  私が相談すると・・・

  「心配ないですよ。いつもはもっと楽しそうにしています。問題ない良いお子さんですよ」と。

  私も、毎日の保育園生活を見ているわけではありませんから

  それ以上は言えず・・・。

  何度も「仕事を始めないほうがよかったのか・・・」

  「幼稚園のほうがよかったのか・・・」と悩みました。

  でも、再就職したばかりですから、そんな簡単にはやめられません。

  ただ、ただ、なんとか過ごしてくれるように祈っていました。


  その娘も、年長さんの頃になると「渡世術」を学んだのか

  ままごとには入らずに、いつも本ばかり読むようになりました。

  私としては、その姿を見ているのは、とても悲しかったのです。


  でも、そんな長女も今は大学4年生。

  「読書しているときが 私は一番楽しいんだ!」というのを聞くと

  そのころの事が、トラウマになっているのか、本来の性格だったのか とまた悩みます。

  (本人は 保育園の頃のことをまったく覚えていないんですよ!!!)


  でも、大学のクラブの部長をこなし、「出版関係」希望で 現在就職活動をしている姿を見ると

  私としては、あれはあれで彼女の「いい人生経験」だっただろうと思うようにしています。

 

こどもがまだ小さい頃は 親がなんとかしてやらなきゃと、

「お友達と仲良く」とか「楽しく」とか「もっと言いたいことを言って」とか・・・

いろいろ「親の理想」を押し付けたい気持ちがでてきます。


でも、親も子供も選べない状況はたくさんあります。

そして、24時間こどもの生活を監視することはできませんし、

そんなことをしていたら 子供も伸びません。


親としてできるのは、子供の良いところを認めてあげて

本人が 今ある状況の中で 学び生きていくのを

「見守る」ことだけかも・・・

三人の「子どもとの暮らし」の中で 今 現在も 私はこんな風に考えています。


新しい生活に お子さんがなじめなくて悩んでいる皆さん! 

親としては気に入らない先生やお友達に「当たった」と思われている皆さん!

こどもは、どんな状況でも「学び」「生きる力」を持っています。

まずは、親が子供のその力を信じて 見守ってはいかがかと思います。

次回は 長女とはまったく違う「次女の保育園」の場合をご紹介します。

「次女の保育園時代」も波乱万丈です!!