受講動機 

 

染矢陽子

 

専業主婦として12年経ち、3人の男の子を授かりました。

 

 

 

 

 

 

長男は1歳5か月の時、難病指定の疾患にかかり、1か月寝たきりでした。

 

 

もともと脚が細く筋肉がつきにくい体質だったのもありますが、一人で歩いたのは1歳11か月でした。

 

ショボーン

 

次男においては妊娠初期に切迫流産で1ヵ月入院し、妊娠32週から切迫早産と診断され自宅安静していました。

 

ショボーン

しかし35週6日で前期破水し、36週0日で出産となりました。後期早産児として産まれ、発達の遅れがあり、発語することと何でも咀嚼できるようになったのは4歳3ヵ月頃でした。

 

ショボーン

また三男の出産後、私自身が巨大な膣壁血腫ができ、死に至りそうでしたが、医療・家族・友達の力で今私は生きることが出来ています。

 

 

 

子供達には個々に発達の進み方があり、成長を見守ることそして待つことの大切さを学ぶことができました。

 

 

そして胎児を正期産で産むことの重要さをとても痛感しました。

 

 

照れ

生かされている命を全うし、看護師としてこの学びを活かし、延岡市の母子に対しできることがないか模索したところ、ナーシングドゥーラを知りました。

 

 

 

 

私が気になるワードは産後うつと虐待です。

私が以前住んでいた佐賀市は産後うつに対する取り組み(産後2週間健診、年配の女性の1ヵ月訪問、保健師訪問)などがありました。

 

 

特に産後2週間健診を行ってから、産後うつと診断される確率が減ったそうです。

 

 

延岡市は会社や工場がある有名な市ですが、転勤族が多いのも特徴です。

 

 

産褥訪問を行うことで母子に寄り添い、

 

様々な職種の方と連携を図り、

 

これから永く続く育児のスタートに少しでも役に立ちたいです。

 

 

また、虐待に関しては一生の課題であり、模索していきたいです。

 

 

私は家族が一番大切です。

 

その中で、どこかに所属するのではなく、

 

自分のペースで仕事ができることは一個人で責任を伴いますが、

 

とても素晴らしいことであると思います。

おねがい

 

母子に寄り添い助けると共に産後うつ・虐待防止に繋がる仕事をしたいと思い、ナーシングドゥーラを受講したいと思いました。

 

 

 

 

 

渡邉です。

 

おねがい

 

染矢陽子さんは

 

ちょっとシャイで可愛らしい女性です。

 

しかし、本日の開講式を迎えるにあたり

 

彼女には大きな課題がありました。

 

 

 

 

 

初めてお問い合わせいただいたのは三月。

 

まだ寒い頃でした。

 

 

 

私には三人の息子さんを連れてこれないかということでお問い合わせがありました。

 

私も三人の子の母ですから

 

その事情も気持ちもよくわかります。

 

 

だからこそ、

 

公的一時預かりや

 

シッター会社

 

先輩ナーシングドゥーラの予定を確認してお伝えしました。

 

12年間の主婦役割を

 

ご家族内外で調整するのは

 

考えてただけでもかなりの難関。

 

どうか夫婦喧嘩だけはしないでくださいと

 

心の中で祈っていました。

 

 

 

もしかしたら

 

受講は無理かもしれない。。。

 

 

 

と思っていた矢先

 

なんと、

 

私の次女の誕生月に受講申し込みが舞い降りてきました。

 

名前も次女と同じです。

 

不思議なご縁を感じました。

 

 

 

 

そして

 

受講にあたり

 

開講日に合わせて

 

ご主人様と職場の方が各種調整してくださったとのこと。

 

 

 

 

有難いとともに

 

その調整を皆様がしてくださったのは

 

彼女のお人柄と

 

ご家族の絆。

 

 

感動しました。

 

 

 

さらに、

 

当協会の「ナーシングドゥーラ®養成講座」が

 

いろいろな方に感動と共感と

 

そして、協力とご理解をいただける

 

期待されている講座であることを

 

逆に教えていただき

 

気が引き締まる出会いでした。

 

 

 

陽子さんがお留守の間

 

男子三人のお世話と甘えを

 

一手に引き受けてくださったご主人様に心より感謝申し上げます。

 

 

大切な奥様とご主人様の

 

過去の様々な涙と笑顔と忍耐を

 

次世代の子育て支援に活かすべく

 

当協会としても細く長く丁寧に

 

養成講座を開催していく所存です。

 

 

一般社団法人国際ナーシングドゥーラ協会代表 渡邉玲子