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宜しくお願い致します!!
新年 あけましておめでとうございます!
本年も宜しくお願い申し上げます。
今年は辰年。
辰と言えば"龍"。
"龍"といえば、自身の大好きな、桐生一馬さん! 言わずと知れた(と言わせてもらいます)伝説の龍ですね!!(*'▽')
で、昨年秋に続き今年1月には待望の新作"龍が如く8"も出るわけで、本当に楽しみです!
一応リンク張っておきます(*'▽')
"手加減はしねぇ、買いてぇヤツだけ、ググって来いっ!!"( ゚Д゚)
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と、言うわけで、新年一発目のブログなわけですが、昨年購入しました我愛しき愛車、FZ400のことを書こうかと。
なにしろ、これがまた"やりがいのあるマシン"なわけで・・・。
(;^ω^)
いや、というのも、前オーナーが結構手掛けられてちゃんと仕上げられていられたのに、その点しっかり聞かなかったせいで、"よかれ"と行ったことが(例えば"エンジン添加剤投入でキャブ詰まらせる"とか・・・( ノД`)シクシク…)、見事に仇になりまして・・・。
ただ、そのおかげ(というかFZ400が来てくれたおかげで)色々初体験が出来ているので、自分的には満足というか充実しています!
で、今回はその中で"これはやってよかった!"と思えた"数少ない成功談"の"プラリペア"のお話を書こうかと。
購入したFZ400は1997年に超短期間で発売された所謂不人気車というかマイナー車なわけで、それこそ"伝説の龍"とは相反し"知る人ぞ知る"マシンになります。
既に発売から20年以上経っており、樹脂部品やらゴム部品やら至ところに経年劣化が来てるわけです。
1997年が20年以上前かぁ・・・。 "ミレニアム"から今日まであっという間だったなぁ、と思います。
よくよく、色々騒動が起こったあの建物の名前も"ミレニアムタワー"とだったなぁ、と感慨深くなってしまいます・・・、
えぇ、"龍が如く"の話です、はい、すいません・・・。
(;^ω^)
話を戻し、その経験劣化に対し、"では買い替えればよい"といかないのが古い車体のバイク(だけでなく車や家電もそうですよね)なわけで、
更にそれが不人気車ともなれば、新品部品はおろか、中古部品すらまともに出てこない状態です。
ならどうするか! そう、直すんです!! 大好きなDIYで!!!
(*'▽')
で、今回使ったのが、冒頭リンクを張りましたプラリペアになります!
プラリペアはどんなものかと平たく言うと、"樹脂成型をするもの、ゼロから樹脂を作り上げるもの"になります。
その点自身が長年愛用している"ボンディック"に近いものかもしれません。
違いは、素人が言うとすると(以下表現前者がプラリペア(P)、後者がボンディック(B))"原料が粉(P)か液体(B)か"、"硬化のさせ方が液体(P)か光(B)か"、また、"水中で使えないか(P)使えるか(B)"などが挙げれられます。
今回プラリペアを使ったのは、第一に"前から使ってみたかった"のと、"黒のABS樹脂にあったものだから"、そして、"コスト的にこっちの方が安そう"だからです。
ちなみに、プラリペアは最近よく聞く"重曹に瞬間接着剤をかけて硬化させる"的な物に非常に近いものがあると思います。
とにかく以下実践。
今回直したのはサイドカバー。
割れ部分をわかりやすく割れてないのと比較。
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で、この割れているのにプラリペアを施し樹脂を再成型していきます。
やり方とすると、
1.型取り
型取くんで正常な方で成型したものの型を取る
※のち程記載しますが、今回左側サイドカバーの補修に右側サイドカバーで型を取ったところ、当然ながら左右逆だったためはじめ型の取り方を間違えやり直しました!
なので左右違う方から型を取る際は要注意です!!
2.成形
型を成型したいものにあわせ、プラリペアを施工
3.仕上げ
ヤスリ等でバリ取り、研磨。綺麗にしたい場合は塗装で仕上げ
のような流れです。
では作業風景。
1.型取
型取くんを熱湯に漬け込み柔らかくする。
※100cに沸騰させたお湯に数分間付けました。
写真はないですがそれを取り出し持てる程度の熱さになったら(意外とすぐ持てます)手で団子を作るように丸め、型取りの準備をする。
※型取くんは4個に板に分かれています。大きさに合わせて粘土のように繋げたり切ったりすれば良いと思います。
型取くん温浴中
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型取り中
取りたい型に型取くんを"グっ"と押し付け冷めて固まるのを待ちます。
ただ、型取くんは冷めてもある程度の弾力が残っていました(カチコチにはなりませんでした。もっと冷ますと固まるのかなぁ)。
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出来あがった型。
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ここで気を付けるのが上記記載した左右問題です。
今回左右逆になっているため、成型物への方の当て方を考え型作りをしなくてはなりません。
よって、今回は下記のように型の出っ張った部分を平らにする必要がありました。
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なのでそこだけ再度沸騰したお湯に付け、再成型しました。
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2.成形
上記作成した型を、成形したいものにあてがいます。
上記"左右逆"問題等を考えながらあてがいます。
ただ、これも上記ですが型取りは間違っても何度もやり直せるのでそんなに細かく気にする必要はないと思います。
で、樹脂成型後の強度が増すよう樹脂内の骨となるホッチキスの芯を入れ込んでみました。
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ここにプラリペアを投入。
プラリペアには、色々成型の仕方があるんですが、今回は基本の"ニードル法"なるものを実践しました。
プラリペアは上記の通り"粉に薬品を加え硬化させる"という物になります。
その硬化するまでに少し時間があり、その間は粘土のように柔らかく加工ができるため思い通りの形に仕上げられる、というものです。
ニードル法はその液体を粉の上に一滴二滴垂らし、表面張力を利用して団子状になったプラリペアを取り出して(たこ焼きのように針で刺して)成形したいところに持って行く、という方法になります。
詳細は以下にて。
一点、このプラリペアのニードル、つまり防止のために途中で穴が開いている、とのことでした。
ここから空気が入ってしまうせいか、液体がうまく制御できず垂れすぎてしまいプラリペア団子が必要以上に大きくなって、ちょっとやりづらかったです。
(実はこの穴のせいで液体がうまく垂らせず(垂れすぎて)、穴あきが不良ではないかと問い合わせをさせていただきました。
ですが、この穴あきがないと針が詰まってしまうとのことで、意図的に穴をあけているとのことです。)
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なので次回施工時は、粉に液剤を落とす際はこの穴を指でふさぎながら、落としたいときに指を外し液剤をコントロールしてみようかな、と。
ちなみにこの容器は首のところで取れるようになっているので、液剤をスポイトで入れる際は"ポキ"っと外してから入れると良いです(それを知らなくて液剤入れるのに苦労しました・・・)。
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で、とにかく施工(作業しながらなので液剤垂らしている写真はありませんが)
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ホチキスの芯のおかわりをしたかも?忘れちゃいましたが・・・。
なにしろプラリペアを落とします。
更にプラリペアを落とし成型しました。
反対面はこんな。
3.仕上げ
で、バリ取りと、実車に合うようにヤスリ等で形を成型していきます。
今回棒ヤスリ(丸ヤスリ)とアストロプロダクツのルーターを駆使し加工しました。
アストロのルーターの件は、以前ブログにも書いたのでそれを張っておきます。
で、完成!!
自身のスキルではこれが限界ですが、上手い人は新品のように仕上げるんだと思います。
ちなみに強度を含め、自身では大満足の仕上がりになりました!!
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"樹脂パーツ割れちゃった! でも買うのは・・・。"と、考えている方でDIY好きな方には本当にお薦めです!!
是非チャレンジしてみてください!!
(*'▽')
ちなみに、月並みですがご施工におかれましては自己責任にてお願い致します。
かず