表題の件について、少し前より流し台の水道が水漏れを起こしていた。
それを直してもらおうと調べてみたら、結構料金がかかる。
まぁそうだよね。
"人が動けばお金が動く"のは当たり前で、しかも良い仕事をしてくれるプロならなおのこと。
だけどこの時世、出来れば安く済ませたい。
そこでDIYですよ!
( *´艸`)<D・I・Y!!
結論から言うと、今回自分で修理をしたら、当然だけど部品代の数千円で収まりました。
ただ、未経験のDIYは失敗することも多く、初めてのDIY作業では過去何度も失敗し、
その際普通に直すより高くついてしまうこともあったので(自分でやって酷くして結局プロを呼ぶから余計にお金がかかる)、本当に自分で出来るか自身の力量と作業内容を照らし合わせ、
もっというとそのコストも照らし合わせ、DIYがよいかプロを呼ぶ方がよいかしっかり考えてから取り掛かられるとよいと思います。
なにしろDIY後はメーカー保証がきかなくなることが多いので全て自己責任で。
で、本題。
今回交換したのが比較的新しいタカギの蛇口(JA2シリーズ )で、実は交換の方法をネットで調べたけど製品が新しいせいか情報がめちゃくちゃ少なかった。
で、色々な情報を寄せ集めてなんとか作業に取り掛かりました。
まず、水漏れの状況。
この辺から水漏れを起こしています。
写り込みは気にしないでください。
(;'∀')
この水漏れの原因なのですが、どうやら主立っては中の"セラミックバルブ"という部位のパッキンかOリングの劣化が多いようです。
これ。
今回最終的にはこのセラミックバルブをタカギから購入し交換しました。
【タカギ 問い合わせ 0120-328-413 】
※上記番号は説明書に"24H対応"と書いてあったけど、オペレーター対応は日中のみでした
また、セラミックバルブが届くまでには数日間かかります
では作業工程。
使った工具は以下の通り。
あ!
作業の前に、作業中水が出ないように、流し台下の水、お湯の元栓を締めてください。
で、まず、蛇口のハンドルを外します。
そのためにハンドルについているネジの目隠しカバーを外し、ネジを外します。
すると中から六角のネジが出てくる(見える)ので外します。
ピンボケの上向きが横になっちゃいましたが(;^ω^)これがネジ。
あわせて既にハンドルを外した状態になってますね。
ハンドル外して見える白いのがセラミックバルブの頭です。
ハンドルはこの頭にハマっている状態ですので、クイクイやって外します。
ちょっとチカラがいります。
各部品が細かいので、無くさないよう注意をして下さい。
次に化粧カバーを外します、
が、この化粧カバーがマジで曲者!!
仕組みはネジ式になっていてくるくる回せば脱着できる構造なんだけど、まぁ外れない!
なにしろこの嫌がらせのようなチカラが入らない造形!
そして経年劣化というか数年の使用による固着により、ガッチリ固まっている!
DIY交換に際し、なかにはこの化粧カバーが外れないため引きちぎって交換する猛者もいるくらいです。
(( ;´艸`)
あくまで"化粧カバー"なのでなくてもよいわけで。
俺はなんとか外した。
方法としては、この化粧カバーやその周りをゴムハンマーとプラスチックハンマーでコンコンコンコン叩いてなんとなく固着を解いてみたり、
化粧カバーにパワーグローブを巻き付けプライヤーでつまんで回したりしてとにかく力業でごり押し。
最終的に、パワーグローブを手にはめ"ぐいっ"と手で回し、なんとか外しました・・・。
ちなみにこれが愛用のパワーグローブ。
近所のコーナンで購入。
これの普通用と防寒防水用を使ってます。
上記は防寒防水仕様。
Amazonでも楽天でも普通仕様が見当たらないや。
で、次にセラミックバルブの抑えを外します。
供回りしないように本体をプライヤーで押えたんだけど、その際本体を傷つけないようシリコンシート(献血でもらった便の容器を開けるときに使うヤツ)をプライヤーと本体の間にかませて押さえました。
外しました。
ここまでで外した部品。
次にセラミックバルブを外します。
外し方はセラミックバルブの先端をプライヤーで掴んで引っこ抜くだけなんだけど、
これは簡単に外れるとのこと・・・、
だったのだが、どうやら今回パッキンが本体とセラミックバルブの間に入り込んだようで、相当チカラがいりました。
引っこ抜けた瞬間プライヤーを持っていた手が自分の顔にクリーンヒットするくらいの勢いでした・・・。
( ;∀;)
で、外れた感じ。
外したセラミックバルブ。
どうやらこのパッキンがどこかにかんで外すのが大変だったと思われます。
で、実は今回はじめ外した際はセラミックバルブは頼んでおらず、このパッキンと横のOリングの交換でやり過ごそうと思ってました。
ドンピシャの商品はないんだけど、大きさが似ているもので代用して。
それが以下の商品。
で、これを使ったんだけど、パッキンはジャストフィットだったんだけどOリングがうまく合わず(更に実は2種類の近しい大きさのOリングを買ったけど合わなかった)、
元のOリングに戻して、それを一旦の応急処置としてちゃんとセラミックバルブを頼みました。
ちなみに元のOリングは結構ゆるゆるでダメな感じで、応急処置後、とりあえず水漏れは収まったかに見えました、が、やっぱりちょっと漏れてたようにも思えました。
話しを戻して新旧セラミックバルブ。
青い方が新しいセラミックバルブ。
なんか少し仕様が変わっているとのこと(お湯を出した際にクリック感が出るようになったらしい)。
旧セラミックバルブには応急処置のパッキンが付いてますね。
で、新しい方をはめ、外した時とは逆の手順で組み立てていきます。
セラミックバルブを入れ
セラミックバルブを抑えで締め化粧カバーを付け
ハンドルを付けるわけなんだけど、ハンドルは、というかセラミックバルブの先端は向きがあるので、
ハンドルの入れ口とセラミックバルブの向きをちゃんと合わせないと入らないので注意してください。
で、完成。
最後も写真の向きが・・・。
orz
で、作業は無事成功し、見事水漏れは止まりました!
気になるお値段ですが、セラミックバルブが2,580円、送料が700円、
消費税を合わせると締めて3,608円で修理が出来ました!!
まぁ細かく言うと応急処置の際のOリングとパッキンを入れると、更に+数百円もかかってますが・・・。
(´;ω;`)ウゥゥ
とはいえ、タカギに頼むよりは安く済んだからよかったかなぁ。
作業自体もそんなに難しくなかったので、チャレンジする価値はあるかも?です!!
なにしろ、全て自己責任ですのでその点悪しからず。
かず