表題の件について、まず、今回ここまで大きな問題になってしまったのは国の責任がかなり大きいと思う。
まず、初動について。
これは多くの方が言っているが(“これが”と言うか、全てにおいて一般の方は同じことを言っていると思うが)、
事が中国武漢から発生したときに、政府は中国旧正月のインバウンド需要の経済活動を優先したこととと、
中国国家主席習近平さんを迎え入れる予定だったことの2点から、中国から来る方の入国制限(規制と言えばいいのかな?)をしなかった。
勿論、そもそもウイルスのことを隠した中国には大きな問題があるし、その後“俺は武漢から来てない”と
嘘をついて入国した中国の方が一番いけないのだが(これは世界各国でことが収まる前に中国を訴えるべきだと思う、マジで)、
ただ過去中国が行ってきた行動を見れば情報を隠すことなんかわかるわけだし、逆にそれがわからなければ本当に政府および行政は無能と言わざるを得ない。
次にダイヤモンドプリンセス号の件。
勿論、現場の方は大変なご苦労をされたと思う。
ただ、その現場に与えた指示及び対処法が愚策と思う。
これも、勿論運営会社が香港からの乗船客がコロナとわかっていたのにダンスパーティーやマージャン、ビュッフェスタイルの食事を
続けていたことが問題であることは間違いない。
なにしろことが広がってしまった。そこからの対処がまずかったと思われる。
普通に考えれば、まずその段階で中の人たちを完全にうつった人、うつった可能性のある人、映った可能性の低い人で分け下船させ
一定期間様子を見て、その後陰性か陽性かで対処の仕方を変えれば、あの船はあんなに完成爆発しなかったと思う。
そして現在の感染拡大対策及び経済対策について。
これも多くの人が思っていることだと思うが、今回のウイルスについて、俺は別のところで常に発信していたが感染力の強さが驚異的で、
当初楽観視していた人たちに疑問を持っていた(インフルエンザの方が致死率が高い方、等)。
しかしふたを開けてみたら今の状態だ。
そして当初楽観視していた人たちも顔色を変えている。
なのに、だ。
日本政府は金を出し惜しみするあまり、中途半端な緊急事態宣言を発令するに留めている。
こんな“要請”では誰が話を聞けるのか。大企業に勤めている方はまだよいかもしれない。
中小企業や個人事業主、そしてそこで働く人は、“国が言っているから活動を控えよう”とはできないに決まっている。
それが日本人だ。
“風邪はこじらせれば長引く”とはまさにこのことで、こんな対策ではこじらせる一方の上、諸外国がコロナウイルスの解決に近づいても日本ではおそらくまだ蔓延している可能性が高く、
そうなれば世界経済の回復の波に乗ることができず、超上向きの世界経済活動から日本だけ取り残されてしまう。
良いも悪いも“やるときは一気に”やらなければ効果は結果全くないと言える。
なにしろ、早いとこ公共・生活インフラ以外の経済活動を全てストップさせ、その中で徐々に必要と分かるものから再稼働させる。
そういった人たちの子供などを優先的に、かつ優遇的に保育園等が面倒を見る。
その際生活保障は勿論、活動してくれている方には特別褒章的なモノを出す。
それをしなくては日本は終わる。
そんなことほとんどの日本人はわかっているのに、日本政府とその取り巻き(行政も含む)には本当にあきれる。
愚痴をつらつら書いたが、なにしろ、明日は我が身な物の、犠牲者が一人でも減るよう心より祈るばかりである。
かず