以前から骨髄バンクに強い興味を持っていた。
で、この度（と、言っても半年くらい前のことなんだけど）満を持してというか意を決してというか、
とにかく骨髄バンクに登録した。
表題についてはそのことです。
なぜ骨髄バンクに登録したか。
それにはいくつかの理由がある。
その理由の一つとして、そもそも献血が好きで良くやっていた俺は
献血の時に骨髄バンクのことを知り以前から興味を持っていた。
まぁ書き出しと重複するけどね。
ちなみになぜ献血が好きかというと、
それは、
血液を抜く
↓
新しい血液が身体に巡る
↓
身体のデトックス効果が発生・・・、
しそうな気がするからなんだけど、まぁ実際はどうなんだろうね。
とにかく、その献血の時に骨髄バンクを知り興味を持っていたから。
まぁその点は書き出しに重複するけどね。
で更に献血を好きなというはやっている理由その２。
特にとりえのない自分が、唯一誰かの為に役に立てる可能性があるから。
献血の情報を見ると輸血経験者の方のお気持ちがよく書いてあるんだけど、
“献血のおかげで生きていける”
という言葉が良く上がっている。
これは大げさや表現などではなく実際のところなんだと思う。
身近というか有名なところで言うと若くしてお亡くなりになられた小林麻央さんもそういう状況だったと、お姉さんの小林麻耶さんがおっしゃってますね。
https://www.oricon.co.jp/news/2093112/full/
前述の通り、俺にはこれといったとりえがない。
例えばお医者さんのように誰か病気を治せる手立てもなければ、銀行強盗に立ち向かえるような格闘技術がある訳でもない。
また、アンパンマンのようにお腹を空かせた子供たちを満足させられるような便利な顔も持っていなければ、そんな財力があるわけでもない。
だけどそんな俺にも、ありがたいことに丈夫な身体がある。
その身体の一部の血液で人が救えることができるなら、それはそれで素晴らしいことじゃないのか！と。
そのことにより、名前も知らない誰かから“ありがとう”と言ってもらえる。
少なくともその瞬間だけは誰かを救えるヒーローになれるわけで。
そしてその中で今自分が一番貢献できそうなのが骨髄バンク。
おそらく献血よりハードルは高いと思う。
なら更にヒーローになれる可能性が高い！
そんなにすごいことはないよね！
これが骨髄バンクに登録した理由の一つ。
っていうまぁ自分のエゴだよね。
でも、持論は“偽善でもエゴでも良い事は良い！”だ。
だから俺はヒーローになれるチャンスがあればそれを活かしたい。
そして最後の理由。
実はこの理由が一番大きいんだけど、実は少し前に子供が“ＥＢウイルス”という全く聞いたことのない病気にかかってしまった。
きっと知らない人が多いと思う。
ＥＢウイルスについて簡単に言うと、本来は気にすることないウイルスだけど、発病すると悪さをし、その悪さが軽いものならいいけど重いものだと大変危険な症状になってしまう、という恐ろしい病気だ。
更に恐ろしいことに、ＥＢウイルスに直接効果がある薬や治療法はなく、いわゆる対処療法で病気を改善するしかない、ということだ。
ただ、先に行っておくと“重篤化する可能性は極めて低い”というとこと。
なので
“ＥＢウイルスを発病した！ もうだめだ！！”
ではないのでそこのところは押さえておいてほしい。
で、とにかくそんなに恐ろしい病気にもかかわらずかかった当初情報が全くなかった。
なかったどころかお医者さんすら気付かなかったというかわからなかったわけで・・・。
ちなみにＥＢウイルスの症状とすると、リンパの腫れ、高熱等があげられ、お医者さんもおたふくと間違えることがよくあるようで・・・。
ＥＢウイルスについては以下のサイトが比較的わかりやすいかも。
↓
うちの子供の場合、お医者さんに３～４件くらい行って、最終的に大学病院での血液検査の結果ようやくＥＢウイルスだとわかった。
流れは、はじめのお医者さんではおたふくとの診断、でもその治療で改善せずで原因不明。
で、別の病院で診てもらったらおたふくではない。とにかく様子見。
熱が引かないため受信。でもわからず。
別の病院で受信。おたふくと診断。
でも熱と顎裏の腫れが引かず。
更に別の病院で診てもらうと、そのまま大学病院での診察を進められ、その足で大学病院で検査をした。
その病院の先生の見立てで初めてＥＢウイルスの言葉が出て、検査結果（出るまで少し日数がかかった記憶あり）そうだった、という感じ。
なにしろ、そのＥＢウイルスが悪化すると献血や骨髄バンクが役に立つ事があるようで、それで、表題の件に戻るんだけど、
一念発起というかあらためて意を決して骨髄バンクに登録した、というわけで。
まぁ今回のブログも見事なまでに紆余曲折したけど、とにかく俺は今、ヒーロー見習い的なモノになれたわけで。
本当のヒーローになれる日を夢見て日々を過ごしています。
あわせて、今後ヒーロー見習いが増えていくことを切に願います☆ミ
かず