やっぱり 10年以上前のこと


国会議員をされていた S氏

心筋梗塞で入院されていました

病状が悪化し 急変

呼吸器管理され ありとあらゆる治療がされていました

「ここまで 頑張ったから もう いいじゃん」って心の中で思っていた


それでも さらに治療が続けられ

心臓の機能が低下し ペースメーカーも挿入された 

体中 管だらけ....生かされているだけなのでは?とさえ思っていた


その時 「我が家は 代々60歳以上生きられないんです。親父もあと少しで60歳。

やっぱり 越えられないのかな」と ポツリと長男が言った

S氏が 生きる事に意味がある。たとえ管だらけでも

60歳の誕生日を迎え それを過ぎることで S家の呪縛は解けると知った


「もう いいじゃん」なんて思った事が恥ずかしくなった


人は生きるのに意味がある

「もう いい」なんて言葉は思ってもいけないと 学んだ


あれは 何年前だろう

もう 10年以上前かな Y君との出会いは...


彼の 病名は 「拡張型心筋症」

そう 心臓の病気 

完治することはなく 心臓移植しかない病気

今だったら 心臓移植も可能だろうけれど

10年以上前のことだもの

『臓器移植法』なんてものは 無い時代


彼が発症したのは 高校2年生の時 17歳だった

それから 5年間 入退院を繰り返し 彼は21歳の若さで この世を去った


彼の急変を知らせる電話を受けて 急いで病院へ行ったけれど

彼は すでに息を引き取っていた

どうして?なんで死ななきゃいけないの!目を開けて!と叫んでいる私

彼のお母さんが「Y 大好きな葵さんが 来てくれたよ」と涙ながらに言っていた

「お母さん ごめんなさい 助けられなくて ごめんなさい」


何もできなかった 助けられなかった そう思えてしまって辛かった

いつも そう感じてしまう 

私には 何もできなかった.....って


看護師歴 ウン十年....数年と言わず ウン十年って表現するあたり 年齢がバレそう(笑)


就職してから ずっと同じ総合病院に勤務している


最初は 循環器病棟


そして 新生児未熟児センター


今は 外来系....正確には画像診断センターとも言うけれど


まぁ よくも ここまで 働き続けているなぁって つくづく思うね


書きたい事は いっぱいあるような


何から 書こうか 悩んじゃう


まっ おいおいと 書いていきますか