看護学生になるまで。
そもそも私は小学生・中学生の時は
勉強が苦手なタイプでした。
小学校では算数の足し算に苦労しました。
「1+1=?」
この数式に対して多くの人は、
“🍎+🍎=🍎🍎だから2”
と頭の中で考えるでしょう。
しかし当時の私は、
“泥団子1つ+泥団子1つ=大きな泥団子1つ”
と考えていました。
この考え方で足し算をすると、
どの足し算でも答えは1なんです。
逆に引き算は大きな数字になります。
今考えたらおかしいですよね。
勉強ができないまま中学3年になり、
受験勉強をしないといけない時期に大きな転機が。
友達が塾に行きはじめ、
私も同じ塾に行きはじめました。
今思えばこれが1番最初の岐路でした。
元々スカスカだった頭に、
どんどん知識が入ってくる感覚がありました。
例えるならスポンジ。
カラカラだったスポンジが、
水をどんどん吸収する、あの感じです。
結果的に、平均が30点以下で入れる高校に、
入試平均65点で入学しました。
入学してすぐに進路希望調査があり、
看護師目指してみるか…
と思いはじめ、
後々進路変更をしても融通が効くよう、
県内トップの看護大学を目指すと紙に書きました。
これが良かったんだと思います。
先生方が本気になって色々手助けをしてくれました。
運動部に所属していた私のために、
他の生徒とは違う、
部活に支障がない時間で補習をしてくれました。
通っていた高校は、
卒業生のほとんどが就職する高校でした。
そんな中、国公立看護大学を受けるのは数名で、
大学受験も受かる可能性は低かったので、
補習も授業よりレベルが高いものをしてくれました。
先生方からのプレッシャーを感じながらも、
3年間学年1位を取り続けました。
当時の大学入試は推薦を利用しました。
「なんだ推薦か。」
と言う人もいると思います。
実際に言われました。
しかし、当時の推薦条件は厳しいものでした。
大学の募集要項は
『評定平均4.0以上』
と記載されていましたが、
高校内で推薦を勝ち取るためには、
『評定平均4.8以上』
が必要とされていました。
冷静に考えたら成績を5段階で評価したうち、
全教科ほぼ満点を取る必要がある点数です。
勉強ができなかった小•中学生から考えたら
不可能な点数です。
しかし、
スポンジ状態を維持し続けていた私は、
結果的に
『評定平均4.9点』
で推薦入試を受け、
無事に国公立の看護大学に受かりました。
高校受験を機に得た、
スポンジ状態。
今思えばこれは、
ADHD特有の過集中だったと思います。
流れに身を任せた結果、
運良く看護大学に入学しましたが、
看護の道はここからが大変でした…。
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