絵本で、安心して気持ちが話せる「場づくり」の担い手を育む -25ページ目

絵本で、安心して気持ちが話せる「場づくり」の担い手を育む

~絵本で、安心して気持ちが話せる場づくりの担い手を育む~
NSプロジェクト代表
絵本道®マイスター
更家 なおこ

保護司さんに向けて、

東京で「場づくり」の勉強会をやります。

「保護司」というお仕事についてご存知でしょうか

"保護司は、犯罪や非行をした人たちが再び罪を犯すことがないよう、その立ち直りを地域で支える民間のボランティアです。

保護司法に基づき、法務大臣から委嘱された非常勤の国家公務員として全国で約4万7000人が保護司として活動しています。"

(全国保護司連盟HPより)

地域に根差した日本独自の制度は海外でも注目が高くフィリピンやケニアでは日本の制度をモデルにしているそうです。

保護司が定期的に保護観察対象者を面接を行う際に、保護観察中の約束事や生活の指針を守るよう指導するほか、就労の援助、

本人の悩みに対する相談等を行います。

地域の大人が関わっていく大切な時間ですが

守秘義務などもあり、情報の共有化が図りにくい

お仕事であるといえます。

その機会を一つの「場」である

と捉えた際に、絵本道®で培ってきた

「場」のノウハウや基本の考え方を伝える

事で、「場づくり」が保護司さんにとっての

共通認識にならないかと思っています。

 

被災地で「人が安心して話せる安全な場」

担い手を育成してきた活動全てが

活かせることに、喜びを感じます。

このノウハウの素晴らしいところは

「場の守り手も、また守られる」ことです。

 

3.11直後から現地入りし、厳しい状況の

福島南相馬や石巻などに通い続ける中

開発した「絵本の場づくり」

誰も傷つかない、否定もない、

お互いに依存せず、程よい距離感が

保てます。

引きこもっていた方が笑顔で挨拶され

絵本の場を楽しみにされるように変化しました。

震災が引き離した家族の関係が修復したり、

「場」は生きる力が生まれるきっかけ

なったのです。

 

明日は

「絵本の場づくり」が保護司さんにとって

有効な選択肢の一つになるといいなぁ