シューズ再考

 

それまでは色だけで選んだクッション性のないシューズで練習をこなし、

本命レースはHANZO R(薄底)というフォーメーションでした。

 

しかし夏の誕生日にペガサス36をもらったことで、

クッションの重要性を再認識するようになりました。

 

全然違うなと。

(それまでのクッション性のないシューズがひどすぎたこともありますが。。。)

 

つくばマラソンもペガサス36を履くか迷いましたが、

ポテンシャルを最大限発揮できそうとなのはHANZO Rと判断しました。

 

結果、佐倉に続きつくばも撃沈。

2レースとも足が動かなくなり失速したことで、

レース用シューズに対して迷いが生じました。

 

本当にHANZO Rのままでよいのだろうか。

クッション性のあるシューズで足を保護した方が、

後半の失速が抑えられるのではないか。

 

ペガサス36も試合で試してみたいが、

もう少しお金をかけてワンランク上のシューズを履いてみよう。

そう思いました。


 

シューズ選び

 

 

まず第一に浮かんだのは、

流行りに流行っていたヴェイパーフライ ネクスト%でした。

 

マラソンブログとかTwitterでは標準装備なのではないかと疑うくらい。

持っていない私がマラソンをやってて良いのかとさえ思いました笑

 

しかし、サブスリーをしていない身分で買うのも何か。。。。

と思ってしまい自重。

 

色々な動画やWebサイトで研究し、

ズームフライ3と、ペガサスターボ2が最終候補となりました。

 

私なりの解釈は下記

 

 

ズームフライ3

 

「カーボンプレートの反発」という表現が良く使われますが、

足の回転を速める効果が一番だと思いました。

 

接地

かかとから接地しても、つま先まで接地して蹴り上げるまでの動作が速くなる。

強制的にミッドフットという感覚に近いともいうが、

かかとを着いてすぐ土踏まずが着くため、ミッドフットで接地している感覚になる。

短いスキー板のような感覚?

 

蹴り上げ

普通の靴は接地して、蹴り上げるまでに靴がぐにゃっと曲がる。

平行で硬いカーボンプレートが入っていると、

つま先からかかとまで靴全体が一瞬で上がる。

靴が曲がらず、グインと。バインと。

 

YouTuberでヴェイパーのつま先を指で押した動画があった。

シーソーのようにピーンと立ち、そういうことかと。

毎回蹴る時にそうなっているのかと。

 

ミッドフット、フォアフット着地の人も、かかとに関する動作が省略されているだけで、

接地して蹴り上げる動作が速くなるのは共通

 

いろいろ書いてしまいましたが、

ズームフライ(カーボンプレート)で得られる効果は足の回転。ピッチアップ。

つまりスピード。と結論付けました。

 

 

ペガサスターボ2

 

 

 

特徴はZoom Xの最高級クッション。

とにかく衝撃吸収。

得られる効果は疲れにくさ。

 

課題にマッチするのはこちらだと思い、

ペガサスターボを選ぶことにしました。

 

 

練習用シューズでも4'10"前後のペース走をこなせるようになっていたので、

これ以上のスピードよりも、やはり持続力と疲れにくさを重視したかったです。

 

 

ちなみにヴェイパーフライ

 

ズームフライとペガサスターボを合わせた効果

さらに軽い。

 

どんだけすごいんだと。

 

 

 

ペガサスターボを試してみたところ

 

家に届き、さっそく履いてみました。

 

4'10"のペース走を行ったところ、いつも通りの感覚で4'00"ペースとなりました。


あれれ。あれれ。

 

ピッチはいつも通り。

おそらくZoom Xの弾力で、いつものピッチでもストライドが伸びたのかと思います。

結果的にスピードが上がりましたので、うれしい誤算でした。

 

クッション性の方も試しました。

 

色々あり、年末に70kmのスーパーロング走を行いました。

 

勝負レース1か月前に70kmは良くないと私も思います。

もちろん故障につながる違和感があったらすぐにやめる前提で、

慎重に、足を気にしながら走りました。

 

結果、故障を心配するようなダメージはなく、

フルマラソン勝負レース後のペンギン歩きのようにもならず、

次の日も全然筋肉痛がありませんでした。

 

ペガサスターボ、すごい

 

ちなみに、勝田全国マラソンの後にペガサス36で70kmを走ったのですが、

その時はかなり足にきました。

ペガサスターボて70km走った時よりフラットなコースにも関わらず、です。

 

Zoom X、すごい

 

 

HANZO Rの最後の効果

 

HANZO Rをレースで使わないことになりましたが、

思わぬ活躍をしました。次回に書こうと思います。

 



<月間走行距離>

2019年12月:272km

月の前半はつくばマラソンのリカバリーのため抑えめ。

年末の70km走がなければ220~30km前後か。

続く