また新たな映像を見せてくれる花城
〜舞台は仙京〜
努力家引玉は鑑玉と権一真を点将し飛昇
花城にとって人界の光景を見ることは
容易いことだけど
天界までどうして見ることができるんだろ？
上天庭の様子をみてふと疑問に思う謝憐
すぐに察した花城は
黒水の存在をサラッと教え
時にはウォーリーを探せのように
どれが黒水か当ててみて
と退屈をさせないよう
気遣いなのかエンターテイメント感も織り交ぜる花城
地師に扮した黒水が
仙京に少なくとも50人以上の分身を
バラエティに富んだキャラで
潜り込ませ上天庭の神官だけでなく
中天庭の神官までも同時に監視可能だと
これまたサラッと教えてくれます
謝憐は黒水の演技力と布石
揺るぎない意志と実行力に感服
黒水もまた…さすが絶！
再び映像を見るわけですが
上天庭でも変わりなく
思うまま感じたまま行動する権一真に
他の神官たちから苦情殺到
上天庭でも人界と同じように
"新人いびり"があったようで
当然我慢皆無な権一真は受けて立つわけで…
そして強いから余計にヒンシュクを買うんでしょう
案の定イライラしてるのは
一緒に点将された鑑玉
ど〜もこの引玉・鑑玉・権一真のトリオが
謝憐・風信・慕情のトリオとリンクしてしまう
慕情の方がまだ常識はあると思うのですが
鑑玉と風信がまぁ〜あ…そっっくり(￣▽￣;)
ひたむきに努力を重ね続け飛昇したからには
うまくやっていきたいと毎度受け流す引玉
一方権一真は
"ここは好きじゃないから帰ろう"
"飛昇なんて大したことじゃないし
別にしなくてもいい"
と言い放ちます
引玉は権一真に飛昇できるって
そんな簡単なことじゃないんだよ
と窘めますが半年も経たないうちに
飛昇しちゃうのが権一真という逸材でした
そして権一真飛昇後からさらに
引玉の歯車が狂ってくるのですが…
読んでてとてもやるせない気持ちになり
引玉が不憫でたまらなくなりました
辛すぎていたたまれない_:(´ཀ`」 ∠):
権一真が飛昇したことで西方武神が2人
権一真が飛昇してからは距離を置いていた引玉
一方は地味で一方は派手に武勇を重ね
困難なミッションも難なくこなす
中秋宴の闘灯数や管轄地の広さなどなど
我慢できないことが多すぎて常に
引玉にグチグチ文句が止まらない鑑玉
努力家の引玉自身は戸惑うことはあれど
彼の実力だし仕方のないことと粛々と
自分のやれることをやるスタンスでしたが
周りがそうはさせてくれないほどウルサイ
そして引玉がモヤモヤしてる時に
自分の誕生日だからと
プレゼントを所望しにやってくるのが権一真
距離を置きたいけど毎年あげてたし
せっかくの誕生日だしと
オトナな対応でプレゼント用意してないから
最近手に入れた腕輪を渡そう
と
鑑玉に用意するよう頼みます
待ってる間権一真と言葉を交わしますが
引玉の傷を抉るかのように思うまま話す
悪気一切なし無邪気な権一真
「こここここれはもうみてられないよ」
と思わず花城の胸に顔を埋める程
忍びない気持ちになる謝憐
ようやく怒りMAXの鑑玉が
贈り物の箱を持ってきたのでさっと渡して
帰ってから見るといいよと権一真を帰し
鑑玉を宥める気力もなく1人で部屋に篭る引玉
本能的に贈り物の箱の中は腕輪じゃなくて
「錦衣仙」だと察する謝憐
ここでもサラッと
『当たり
』と答えてくれる花城
ことの発端は鑑玉なのに
どうして引玉の処罰があんなに重かったのか
…真相は3日後明らかになります
。。。錦衣仙が見当たらず
殿の中を右往左往する引玉
そして権一真に渡したはずの腕輪がある
すぐに鑑玉を問い詰め錦衣仙を回収すべく
権一真の元へ向かいますが
当の本人は素敵な鎧をありがとうと
大変気に入って上機嫌
贈り物を返せと言うのもバツが悪いし
鎧を脱げと言えば周りから勘づかれてしまう
遠回しにちょっとその鎧手直ししたいから
戻してくれない？と言いますが当然権一真は
なんの問題もないと脱ぎません
挙げ句次回の巡視は一緒に行けるように
推薦したからとなんの悪気もなく伝えますが
面の皮が厚くない引玉のプライドはズタズタ
長年積み重なってきた怒りと
やりきれない感情がついに爆発し
人目も憚らず怒声をあげる引玉
我慢の限界ってやつですね…
悲しいかな権一真にはなぜ怒ってるのか
理解できず"何か間違ったことした？"
と尋ねる始末
もぉ〜うんざりだ！
今すぐ申し出を撤回してこい！と言った瞬間
神武殿へ戻っていく権一真を見て
しまった
まだ錦衣仙着てた
と思い出し
止まれ！と言いますが
神武殿に残っていた数名の神官と君吾に遭遇
ヤバいと思いこっちに戻るよう
さらに鎧を脱ぐよう命令した引玉
一連の流れを見た君吾は違和感感じまくり
見過ごすわけにいかず
権一真を取り押さえるよう武神官に命令
鎧を脱ぐよう命令の実行を邪魔された
権一真が取り押さえにきた武神官に攻撃し
殺してしまいます
冷静な判断ができなくなった引玉は
臨機応変な対応ができず
最初の一歩から全て間違ってしまい
ついにポロッと言ってはいけないコトバが
無意識に出てしまい。。。場は騒然
いきなり現れた慕情に取り押さえられ
心も体もへし折られます
事態は君吾によってようやく収まり
慌てて駆けつけた鑑玉が
引玉は無関係だと必死に訴えますが
もうすでに無関係ではないくらいのことを
してしまった引玉は言葉を発する気力もなく
ゴシップ好きの上天庭の神官たちからは
非難されるわで全てを放棄
納得できずにキレ散らかす鑑玉に
「もうたくさんだ！
放っておいてくれ！！」
と引玉の悲痛な叫びを目の当たりにした謝憐
『……もうやめよう！』
とギブアップ
花城は映像を消して額を離す
長時間額をくっつけてたせいもあり
かすかな痺れとくすぐったさが残って
ポカポカしていた額を揉もうとしたが
(ショッキングな映像すぎて)
手を動かせないでいる謝憐
すぐに謝憐の微妙な不快感に気づいたのか
代わりに謝憐の額を軽く揉み
自然に手を下ろす花城
