花城に『失礼』した謝憐(/Ɛ\)
ドキンコしすぎて
最初のキッスで
すぐに目を開けた花城には気づかずw
軽めだと息漏れちゃうから
しっかり塞がないとと
(道徳経を脳内高速暗唱しながら)
ふたたび花城の唇に『失礼』します(•ө•)♡
今度はしっかり息送れたから
つつつつつぎは胸を圧迫だ!
とやっっと目を開けた謝憐…
謝:(΄◉◞౪◟◉`)
花:(・Д・)
見つめあって2人で石と化します
……
……
……
テンパリMAXで
「ごめんなさーい」連呼&逃げ出す謝憐は
密林の中へ猛ダッシュ
ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
「殿下!落ち着いて」と追いかける花城
ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
ラブ&コメディ小説読んでんのかな…?
と錯覚してニヤけてた矢先
穴があったら入りたい
くらいの衝撃を受けながら
密林ダッシュ中の謝憐ですが
急に正面から尖った骨の矢が飛んできます
さっと手を振ってそれを掴む謝憐
周囲に危険が潜んでいるとなると
一気に冷静さを取り戻す謝憐
大混乱猛ダッシュ中でも飛んできた矢を掴む殿下
幼い頃からの修行と才能と
800年の経験の賜物ですね〜
謝憐の切り替えの速さに驚きつつ
三郎!ココ何かいるから逃げよう!!
と振り返った瞬間
ぴったり後ろをついてきてた
花城の胸に飛び込みそうになった謝憐
セコム花城に飛び込めばよかったのに〜(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)
反射神経良すぎるのもアレだなチッと
舌打ちしましたよw
急いで砂浜まで戻った2人の
気まずい雰囲気を打破してくれたのは
もちろん殿下ファースト花城
「兄さん、さっきは助けてくれてありがとう。人間の体って本当にいろいろと不便だよ。海に入っただけで水を飲んでしまうし、死ぬほどしょっぱかった」(ㆀ˘・з・˘)
はい、気遣いー&かわゆ
だがしかーし
アノ人工呼吸は間違ってたから
他の奴にやったらダメだよ(絶対
)
場合によっては死んでしまう
かもしれないから
(自分が(=^▽^)σ でしょ?)
殿下の唇はオレノモノ宣言
今まで一度もやったことがなくて
よかったと思いながら
「もうしない!もうしないから!!」
と約束する謝憐を見て
花城はにっこり笑った
(言質取ったと満足げ)
マジメな謝憐は
花城に正しい息の送りかたを
教わりたいと強く思った…
ww教わりなよ〜(((o(*゚▽゚*)o)))♡
2人の空気はラブコメでも現場は黒水島です
すぐに冷静になり他の人たちの行方や
脱出方法を考えていきます
まずは脱出しなければと、
2人で棺を作ることに
死者を入れたことのある棺の木材なら
沈まないため思い悩む謝憐に
花城は「俺が入ればいんじゃない?」
とにっこり笑っていいます
…が謝憐はちょっとセツナくなりつつ
協力して着々と棺を作っていきます
途中、お腹が減った謝憐は
食べられそうなものを探しますが
収穫は野生の果実のみ
砂浜に戻ったら花城が
ジューシーな野うさぎを
ナイスなタイミングで謝憐に差し出します🍖
謝憐も採ってきた果実を差し出して
お食事タイム
美味しすぎるお肉を堪能しつつ
謝憐にはいろんな感情が
ふつふつと湧き出てきます(*´∀`*)
(褒)
「三郎は本当に手先が器用だな」
(羨)
「例の金枝玉葉の貴人は本当に何世にもわたって徳を修めてきたから、こんな幸せな縁を得られたんだろうな」
(嫉)
「三郎、その貴人っていったいどんな人なんだ?君が受け入れてもらえないはずないだろう」
もし花城が誰かを求めたとしたら
彼に迫られて抗える者など
この世には絶対にいないと
謝憐は本気で思っている
おそらくその人のことを
ものすごく見る目がないと思ったか
あるいは幸福の中にいることに
気づいてない人だと思って
心がささくれ立った殿下(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)
ぜ~~~んぶ
あ・な・た・の・こ・と(╭☞•́⍛•̀)╭☞
その人に一番みっともない姿を
見せたことがあるし
踏み出す勇気がないという花城
「"その人"がすごく羨ましい」という謝憐
"重要なのは『君』であって
『どういう』君なのかじゃない"
「私はすごく三郎のことを素敵だと思ってるし、君のすべてを知りたい。だから、そんなに早くから君のそういう姿を見られた人がすごく羨ましいな。求めて得られるような縁じゃないからね。縁が続くかどうかは三割は天意次第だけど、七割は勇気で決まるんだ」
"素敵だと思ってて、全てを知りたい"
コレは謝憐からの告白で異議なし!!
やや気まずい雰囲気になった2人は
再び作業を始めて棺は無事完成
2人はすぐに絶妙なサイズの棺に入り
密着
いざ、脱出٩(๑`ȏ´๑)۶
※2人は真っ暗な棺の中横になってます
