以下引用。(改行は任意)



 その晩遅く

 ゴーシュは自分のうちへ帰って来ました。

 そしてまた水をがぶがぶ呑みました。

 それから窓をあけて

 いつかかっこうの飛んで行ったと思った遠くのそらをながめながら

 「ああかっこう。

 あのときはすまなかったなあ。

 おれは怒ったんじゃなかったんだ」

 と云いました。


『セロ弾きのゴーシュ』

宮沢賢治



つけたし

最近、夜中に壊れたセロをぎしぎしやってたら

娘がどんどんおりこうさんになってきました。