あのトム・クルーズの眼!
なんで賞もらえなかったんだろう。
さて、この映画の魅力って何と言ってもあの空気の感じだと思うのだ。
私はアメリカの都市をトランジットでしか知らないが
あの空気は知ってる。
コヨーテは横切らないが
あの夜の数車線道路上のあの空気、空虚さは
どこかで感じたことがある。確かに知っている。
(たしか設定は夏だと思うんだけど、何故かそう思い込んでるんだけど)
彼はものごとの認知の方法が独特なのだというような話を訊いたことがあるが
そしてそれは本当のことだかどうだか私には判断できる技量がないが
あの眼は彼だからこそ出来たような気がするんだなあ。
狂気そのものの演技だったら他の人にもできるんだけど
決して一線は超えていない。
全てを俯瞰していて、それでいて
何も観ていない眼だ。
彼は瞳の中さえあの空気で充たしてた。