いわゆる七瀬三部作を読んだのは中学生時代。
その第一作を急に読みたくなったのは
きっとブログをはじめたせいだと思う。
2作目の『七瀬ふたたび』は
あたしが大金持ちだったら映画化しちゃいたい。
(確かNHKのドラマでは多岐川由美が演じてたような…)
『ハゲタカ』で女性記者を演じた女優を抜擢。
黒人は上戸あやちゃんの゛お兄ちゃん”希望。
(ジェロさんも可♪)
フォーブスリストのメ~ナサン、完成したらタダ券よろしくね。
3作目の『エディプスの恋人』は
男の子のママとなった今、ある種ホラーか??
さてこの8話オムニバス、
第1話の「無風地帯」を読み返したくて買ったようなものだ。
p10。
「掛け金をはずしたままにしておくと、
相手の思考がどんどん流れてきて、
ついには相手の喋ったことと考えたことの見わけがつかなくなり、
自分の能力を相手に知られるという非常に危険な事態になり兼ねないことを、
七瀬は経験から悟っていた。」
P33。
「七瀬は怖ろしさに、背すじが冷えた。
家庭のうわべの平和と均衡を守るためには、
テレパスである妻は、
こうでなければならないのだろうか。
彼女はそうしなければならなかったのか。
そして咲子が、精神感能力を持つ女の晩年の姿であるとすれば、
自分もいずれはこうなるのだろうか。
いやいや、テレパスだけとは限らない。
直感力のすぐれた女性はすべて、
その鋭さを隠して、たとえうわべだけにせよ家庭の平和を維持するため、
自ら軽蔑され無視されるような精神構造を持つ必要があるのだろうか。」
「感知するために多少の努力を要する(p10)」ことなく
つぶやきから呪詛まで閲覧できちゃうような今に生きる私たちは
みんな
七瀬だ。
だから今日も
゛掛け金をおろして”
お・や・す・み。
zzzzzzz『家族八景』 筒井康隆 新潮文庫zzzzzz