全日本リレーを振り返る(3) | ナガノ・オリエンテーリング

全日本リレーを振り返る(3)

さて、1走で順調とは言えない滑り出しの我がチームでしたが、送り出したのはモトキング氏、キムラ氏、モトキトモ。3人リレーでは流れを作れる選手を投入するのがセオリーの2走では、正にエースとしての役割が期待されます。

男子Aのモトキング選手は、さすがというか何というか想定通りのタイムで順調に中間を通過。トータルのタイムでも1走のコバヤシよりも良い想定ウィニング+5分ぐらいでの3走リレーとなりました。テクニカルなテレインというモトキングし向きのコースではありましたが、それでもきっちり決めてくるあたりはさすがといったところです。しかし、逆にそれでもトップから5分以上空いてしまうと言うところに、我がチームの限界があります。上位入賞チームは軒並み1人は大きくタイムを稼げる代表クラスの選手を投入しており、そういったチームとはミス無しで繋いでも大きな差となってしまいます。

また、1走で出遅れたBもキムラ氏は熟練の技を駆使し、大崩することなくアンカーのクロダへ。タイムは50分超と速くは無いものの、普段のスピード通りのレースだったのではないでしょうか。

そして、1走でビリとなってしまった女子。モトキトモ選手は、そうは言っても代表クラスの意地というかなんというかまあ当たり前といっては何ですが、貫禄の走りを見せてくれました。テクニカルなコースに苦しむ他県女子チームをごぼう抜き!6位までわずかの差の7位まで順位を押し上げます。入賞の目も見えてきた中での(一応日本代表の)ミワ選手へリレー。一度は諦めかけた表彰台が現実のものとなってきました。(続く)

モトキトモからミワへ