運動会って、子どもにとっては一大イベント。
かけっこ、ダンス、リレー…
緊張しながらも一生懸命な姿に、
親として胸が熱くなる瞬間も多いはず。
そんな運動会のあと、わが子にどんな言葉をかけていますか?
「頑張ったね!」はもちろん素敵。
でも、子どもの自己肯定感を育てるには、
もう一歩踏み込んだ言葉が効果的です。
おすすめの一言は、「今日の○○、すごくよかったよ!」
という“具体的な褒め言葉”。
たとえば、「最後まで走りきった姿、かっこよかった!」とか
「お友達と協力してるのが見えて、嬉しかったよ!」など、
子ども自身の行動や努力に焦点を当てるのがポイント。
こうした言葉は、
子どもに「自分の頑張りがちゃんと見てもらえてる」と感じさせ、
達成感や安心感につながります。
実際、心理学では“プロセスを褒める”ことが、
子どものやる気や自信を育てるとされています。
そしてもうひとつ大切なのが、結果に関係なく声をかけること。
順位や勝ち負けにこだわるより、
「一生懸命やったことが素晴らしい」と伝えることで、
子どもは「やってみること」に前向きになれます。
運動会は、子どもが成長するチャンス。
そして、親がその成長を言葉で支える絶好のタイミングです。
ぜひ、わが子の頑張りに寄り添う“ひとこと”をかけてあげてください。
「今日のあなた、最高だったよ!」
——そんな言葉が、子どもの心にずっと残る宝物になるかもしれません。