「うちの子、全然お手伝いしないんです…」
そんな声、よく聞きます。
忙しい毎日の中で、子どもにお手伝いを教えるのって、正直ちょっと面倒。
でも実は、お手伝いって“いつから始めるか”よりも、“どう習慣にするか”がポイントなんです。
🧠「やらせる」より「やりたくなる」仕掛けを
子どもは「やりなさい」と言われると、反発したくなるもの。
特に小学生くらいになると、自分の意思を大事にしたがる時期。
だからこそ、「やらされてる」感を減らす工夫が大切です。
たとえば、こんな“仕掛け”はいかがでしょう?
- 🏆「お手伝いポイントカード」を作る
お手伝い1回で1ポイント。
10ポイントで好きな絵本やおやつをゲット!
ゲーム感覚で楽しめます。
- 🎲「くじ引きお手伝い」
くじに「食器を並べる」「洗濯物をたたむ」などを書いて、毎日1枚引くスタイル。
ちょっとしたワクワクが加わるだけで、やる気が変わります。
- 🎤「お手伝い発表会」
夕食時に「今日のお手伝い報告」をしてもらう。
家族に褒められることで、達成感が育ちます。
👶年齢別のおすすめお手伝い
「何歳から始めればいいの?」という疑問も多いですが、実は2~3歳からでもOK。
もちろん、内容は年齢に合わせて調整しましょう。
例えば
2~3歳 おもちゃを片付ける、タオルを渡す など
4~6歳 食器を並べる、洗濯物を分ける など
小学生 掃除機をかける、簡単な料理の手伝い など
「できた!」という体験が、自己肯定感を育てる大事なステップになります。
💬「手伝わせると余計に時間がかかる…」という本音
わかります。
親がやった方が早いし、キレイに仕上がる。
でも、完璧を求めすぎると、子どもは「どうせ怒られる」と思ってしまいます。
多少の失敗はOK!
「ありがとう」
「助かったよ」
と声をかけるだけで、子どもは「自分も役に立てるんだ」と感じます。
🌱お手伝いは“生きる力”を育てる
お手伝いは単なる家事の手伝いではなく、「人の役に立つ喜び」や「責任感」を育てる大切な経験。
将来、社会に出たときに必要な力の土台になります。
だからこそ、無理なく、楽しく、続けられる“仕掛け”を使って、家庭の中で自然に習慣化していきましょう。