柔らかい頭 | sitenrikitensayoten

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趣味が競艇なので競艇の話しが多くなると思いますが呆け防止で日常の出来事も書いて行きますので皆さん仲良くして下さい。

どなたか知りませんがこんにちは。









頭が柔らかい人になりたい。遥か昔だけど養老孟司さんと言うオッサンの講演を聞きに行った。何なら2回行った。「バカの壁」って本が凄く売れたオッサン。オッサンと言うか今は立派なお爺さん。










お爺さんなんだけどこの人は難しい事を実に分かり易く話すし何より頭が柔らかい。触った事はないから物理的に柔らかいかは知らないが発想が柔らかい。そんな爺さんに自分もなりたい。










超簡単にこの爺さんが言ってた事を2.3紹介すると、先ず本にもなったバカの壁とは、一種の固定観念のこと。原理主義者になっちゃダメよ、って事。自分が絶対正しいって考え出すとだいたいダメ、そんなニュアンス。








自分の言ってることは多分正しい、でももしかするとそれは80%で相手の言ってる事も20%は正しいかも?そう思うことが大切、って話。常に二項対立は存在することを忘れない、とアテクシは理解している。










何事にも必ず反対側ってのはある。明暗、白黒、陰陽、硬派軟派etc。当然ハッキリ分別出来ないグレーゾーンもある訳だけど、自分が絶対正しい信者になっちゃダメってこと。これがいわゆる宗教問題や戦争を引き起こすって話し。お互い譲らないからイク道イクぞ!とね。








あと言ってたのは人間の本質的なメカニズム。うろ覚えだけど人間には入力と出力があって入力が五感、出力が運動、入力=x 出力=yとするとy=xとなるんだけど、何か入力した時に人間はそこで考えを入れて出力するから考える=aだとすると、y=ax。








何か五感で仕入れてソコに自分の考えが入って運動として何らかの行動をする。それの繰り返し。ザックリ言うとこんな感じ。まあ、平たく言えば一見複雑に見える人間なんてそんなモノ、とも言える。









で、2.3紹介すると言ったので3つ目も紹介する。2.3と言った場合は何となく2じゃ少なく感じるのはアテクシだけだろうか?って事で三つ目。これは仕事について。









良く好きな事を仕事にするだとかこれが天職だとか言うが人類皆がそうはなれない。じゃあどう考えるか。世の中や社会は自分が産まれる前からあって、そこにお邪魔させて貰い、仲間に入れて貰うんだからそうウダウダ言いなさんな、と。









世の中を凸凹な道だと例えると、凸凹していて歩き難い、じゃあ私はその穴に入って埋めましょう、あなたはそっちに入って埋めましょう、それが仕事。で、穴に入ったらそこでの仕事を好きになる工夫をして幸せ目指しましょうよ、ってこと。









ある意味夢も希望もない気もするが別に投げやりって意味じゃなくて自分がその仕事を好きならそれはそれで良い訳だから、逆に一旦穴に入ったら好きになる努力をして好きになっちまえばいいじゃん、って僕は理解した。










人生は成るようにしかならない。僕は穴と認識して入った訳じゃないけれど、それなりに幸せだしコレで良い人生だと思っている。なのでこの穴で幸せを探し、時々穴から飛び出て違う幸せを感じたり手にしたりしながら又穴に戻る人生を歩んで行こうと思う。









時々穴に入れる幸せもあると人生はもっと豊になるんだろうがソッチは最近ご無沙汰。どうでもいいか?失礼しやした。










ってことでとりとめがなくなってしまったが死ぬまで頭を柔らかくし続けて行こうと思う。いつかはカチカチになってしまう儚さもぼんやりと意識の片隅で捉えながら。と、倒置法で締めて哀愁を出す。







さて、話を180°どころか240°くらい変えて昨日の競艇結果をば。








結構打ちましたね。23R。これだけ打ってマイナス200円なら遊んだとも言えるが、そんな考えでは負け組まっしぐらなのは知っている。そうやって変な理屈で満足しない様に柔らかい頭をこれからも鍛え行こうと思う。








では、又。